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自治体の皆さまへ

マークを理解して思いやりの行動を

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京都府京田辺市

私たちが日々の生活で目にするマークの中には、障がいのある人が配慮を必要としていることや、障がいのある人に配慮した施設であることなどを示すマークがあります。それぞれのマークの名前と意味を紹介します。
(マークは本紙20~21ページをご覧ください)

■障がい者のための国際シンボルマーク
車いすを利用する人だけでなく、「すべての障がいのある人」が利用できる建物・施設・公共交通機関であることを示す、世界共通のシンボルマークです。
ただし、個人の車に表示している場合は本来の意味ではなく、障がいのある人が乗車していることを周囲に知らせる程度の表示になります。駐車禁止を免れたり、障がい者専用駐車場が優先的に利用できるなどの証明にはなりません。

■ヘルプマーク
義足・人工関節を使用している人、内部障がいや難病の人など、援助や配慮を必要としていることが外見から分かりにくいため、周囲の人に配慮を必要としていることを知らせるためのマークです。

■ハート・プラスマーク
「身体内部に障がいがある人」を表しています。外見からは分かりにくい、内部障がいや内臓疾患がある人を示し、理解と協力を求めるためのマークです。

■ほじょ犬マーク
身体障害者補助犬法の啓発マークです。身体障害者補助犬とは、盲導犬・介助犬・聴導犬のことです。補助犬は社会のマナーの訓練や衛生面の管理がされており、公共施設や交通機関はもちろん、民間施設も補助犬の同伴を受け入れることが義務付けられています。

■盲人のための国際シンボルマーク
視覚障がいのある人の安全やバリアフリーに対応した建物・設備・機器などに付けられている世界共通のシンボルマークです。

■耳マーク
聞こえが不自由なことを表したり、聞こえない人・聞こえにくい人への配慮を表すマークです。窓口に掲示されている場合は、聴覚に障がいのある人から申し出があれば、必要な配慮を行うということを表しています。

■手話マーク
聴覚に障がいのある人が、手話でのコミュニケーションを求めるときに提示するほか、窓口などで手話による対応ができることを示しています。

■筆談マーク
障がいのある人や外国人などが、筆談でのコミュニケーションを求めるときに提示するほか、窓口などで筆談による対応ができることを示しています。

■オストメイトマーク
オストメイトとは、がんなどで人工肛門・人工ぼうこうを使用している排せつ機能に障がいのある人のことです。同マークは、オストメイトのための設備があることや、自身がオストメイトであることを表しています。トイレの入口・誘導案内プレートに表示されています。

■「白杖SOSシグナル」普及啓発シンボルマーク
白杖SOSシグナルは、視覚障がいの人が、外出先などで困ったことがあった際に、白杖を頭上50cm程度に掲げて周囲の人にサポートを求める合図のことです。視覚に障がいのある人が、災害時の避難に困る事態のほか、駅のホームからの転落事故や、視覚障がい者誘導ブロック上の障害物と接触事故が発生していることなどを踏まえ、同シグナルの広がりと理解が求められています。

■身体障害者標識(身体障害者マーク)
肢体が不自由であることで、自動車の運転免許に条件が付いている人が、運転する車に表示させるマークです。危険防止のためやむを得ない場合を除いて、このマークを付けている車に「幅寄せ」や「割り込み」をすると、道路交通法違反となります。マークの表示については努力義務です。

■聴覚障害者標識(聴覚障害者マーク)
聴覚に障がいがあることで、自動車の運転免許に条件が付いている人が、運転する車に表示しなければならないマークです。危険防止のためやむを得ない場合を除いて、このマークを付けている車に「幅寄せ」や「割り込み」をすると、道路交通法違反となります。また、マークを表示しなかった場合も道路交通法違反となります。

問合せ先:障がい福祉課
【電話】64-1372

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