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自治体の皆さまへ

2022年度決算概況(3)

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京都府京都市

■ここが聞きたい!京都市財政のあれこれ
決算を受けて、市民の皆さまに特にお伝えしたいことを一問一答形式でまとめています。ぜひご一読を!

Q.京都市の財政状況は改善されたの?
A.大きく改善されましたが、今後も油断はできません。
特別の財源対策なしなど、2022年度で財政状況は大きく改善し、単年度の決算では、赤字を解消することができました。一方で、
・過去負債505億円の返済が必要であること
・高齢化による社会福祉関連経費の増加が見込まれること
・景気変動の懸念があること
などから、引き続き、持続可能な行財政運営に向けた取り組みが重要です。

Q.市の借金についてはどうなっているの?
A.市債(市の借金)の残高は着実に減らしています。
2022年度の一般会計での市債残高は8252億円(前年度比168億円減)。また、全会計(注)は、1兆5828億円(前年度比281億円減)となっています。
(注)一般会計と特別会計、公営企業会計を合わせたもの

◇ピーク時との比較
[一般会計]
2008年度(9832億円)→2022年度(8252億円)…1580億円減(16%減)
[全会計]
2002年度(2兆957億円)→2022年度(1兆5828億円)…5129億円減(24%減)
※臨時財政対策債(国が返済に責任を持つ借金)を除く

■公営企業会計
公営企業は、お客さまからの料金収入を基に運営する「独立採算制」が原則であることから、一般会計とは別会計になるため、分けて記載します。

◆市バス・地下鉄事業のポイント
・収支は、両事業ともに3年連続の赤字。お客さま数は、コロナ禍前まで戻りきらないが、回復傾向。
・地下鉄は、2年前倒しで経営健全化団体から脱却へ。国の支援などもあり運賃改定を回避。
・市バスは、燃料費や人件費の高騰など不透明な 要素もあり、運賃改定を見込まざるを得ない状況。
引き続き、経営ビジョンに基づく経営健全化の取り組みを推進。

[1日当たりのお客さま数]
※詳しいグラフは本紙をご覧ください。

◆上下水道事業のポイント
・人件費の削減など、経営プランを上回る経費削減を進め、収支は黒字を確保。
・コロナ禍の影響により、経営プランに比べ、使用水量は減少し、料金・使用料収入も減収が継続。
ライフラインを守るため、効率的な事業運営を進めるとともに、老朽化した配水管の更新や雨水幹線の整備などを積極的に推進。

2022年度の決算概況の詳細はHPで紹介しています。ぜひご覧ください。

問合せ:財政室
【電話】222-3288【FAX】222-3283

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