■太田 格之進(おおた かくのしん)さん
下京区出身。立命館大学在学。3歳からレースを始める。15歳の時に海外のレースに参戦し、ベルギー大会で優勝。その後も、国内を中心に数々の実績を残す。
◇チームの思いを乗せて、人生を懸けて戦う
今回は、10月29日に開催された「全日本スーパーフォーミュラ選手権第9戦」で優勝を果たしたプロレーシングドライバーの太田格之進さんにお話を伺いました。
[スーパーフォーミュラとは?]
国内最高峰で最速のレーシングカーシリーズ(年9戦)。世界最高峰であるF1に参戦するために必要な資格を最短2年で取得することができるため、国内外から有力な選手が参加している。
▽優勝を果たした思いを
日本のトップ選手などが集まる舞台で頂点に立てたことが非常に嬉しかったです。また、F1に参戦歴もある海外の選手にも勝てたことは、大きな自信となりました。
▽カーレーシングの魅力は?
カーレーシングは個人競技と思われがちですが、ドライバーだけでなく、監督やエンジニアなどの力を結集させたチームスポーツ。みんなの気持ちを乗せて走り、人生を懸けて戦う。普段の生活では味わえない刺激が魅力ですね。
▽京都の魅力は?
レースで各地を訪れましたが、京都が最強ですね。まち全体に魅力が詰まっていて、人を引き付ける力があります。食べ物を例にとっても、クオリティがとても高いです。京都にいる時は、よく路地裏のおいしいお店に行ったりしています。
▽今後の目標を
夢であるF1に挑戦するとともに、カーレーシングの魅力をもっと広めていきたいです。大会に友達を招待すると、観戦後はみんな「面白い!」と言ってくれます。速さだけでなく、仲間との連携、相手との駆け引きなど、人と人とのドラマがあり、現地で感じられると思います。3月9・10日に鈴鹿サーキットで開幕戦があるので、見に来ていただけると嬉しいですね。
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