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【特集】地域のお年寄りの憩いの場 いーね・ふれ愛 サロン活動に幕(2)

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京都府伊根町

「普段は顔を見ない人たちでもここに来たら会えるからうれしい」

■ふれあいサロンスタッフ、利用者の方からもお話を聞かせてもらいました。

◆利用者さんの声
▽大原サロン
サロンが始まってから、私は1回も休んだことがない。ここに来たら美味しいものを食べられるし、出会わん人とも出会える。公民館まで登ってくるのは大変だけど、しんどくても、どうしてでもサロンには行こうと思って。ほんと、楽しませてもらった。サロンがなくなったら寂しくなる。なくなっても月に1回は集まろうかという声もあるが…。

▽菅野サロン
色々考えてくれるのでありがたい。食べることもなんでも上手。外に出る機会、人に会って話す機会をつくってもらった。思い出に残っていることは遠足。

▽立石サロン
みんなと話せるからサロンに来てよかった。ずっと誘われていたけれどなかなか来られなかった。もっと長いこと続けてほしかった。
毎月楽しみにしている。サロンのない月やコロナでサロンがなかった時はどこにも行けずに寂しかった。
こうやって集まるだけでもいい。
スタッフは準備とか色々大変だと思うけど、とても楽しい。
自分は他の人よりも少し若い世代だが、声をかけてもらって参加するようになった。手芸などを教えてもらえたりするのが魅力。参加させてもらってよかった。

▽本庄上サロン
普段は顔を見ない人たちでも、ここに来たら会えるからうれしい。
毎回ごはんが楽しみ。一人暮らしだから一人で食べるよりもみんなで食べるとおいしい。

◆サロンスタッフの声
初期メンバーの永濱みな子さん(高梨)からは、後日次のように話をきかせていただきました。ヘルパー、転倒防止アドバイザーの講習を受け、後方から支援させていただきました。後年は足が痛くスタッフから参加者になり、楽しみにしていたサロンがなくなりとても寂しいです。昔の思い出といっても私はやっぱり伊根が好き。特に夏の祭が良い思い出。家が神楽宿をしていたので、午後の対岸から祇園囃子を奏でての勇壮な海上渡御。その後神社での、太刀振り、神楽の奉納。昔は長い間、高梨地区で亀島総代をされていたので、宵からの趣の変わった神楽は祭のクライマックスで今でも目に焼き付いています。主人は祭は誰かが協力しないとできないという考えの人で、私も協力できてありがたかったです。
初期メンバーの一井明美さん(越山)。令和5年度の初めにやむを得ない事情で活動をやめることになり、最後までスタッフとして携われなかったことは本当に残念。20年以上やらせてもらって、いろんなことがあったけれど、楽しかったし、やりがいもあった。色々勉強させてもらってよかった。この活動を通じて先輩たちともつながることができ、出会っても声をかけてもらえた。このつながりは私の宝です。
後年、スタッフとして携われた亀井醇子さん(高梨)。以前は慶弔などで隣近所、親戚が集まって料理を振舞うことが当たり前で、料理の勉強にもなりました。このサロンは昼食も手作りで提供するので、食材の切り方や味付けを教わったこと。利用者、スタッフと共に帰ってしてみようと話したこと。時には叱られたことが良い思い出です。
以前はスタッフだったが、体の調子が悪くなり今は参加者として来ている亀井登女子さん(亀山)。サロンがなくなってしまうのは寂しいです。スタッフだったときからいい思い出ばかりで、活動してきて良かったです。
山田武子さん(耳鼻)。町外から嫁いできた自分が、サロンに声をかけてもらってスタッフとして参加させてもらい友達もできました。色んな人に出会えてよかったです。スタッフとして参加しながら色々な料理を教えてもらえました。役員さんは大変だったと思います。自分は苦労なく楽しく参加させてもらえました。

「今後もどのような形であれこのような活動が引き継がれていくことが多くの方々から望まれます。」

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