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自治体の皆さまへ

毎日のごみ捨てをもっと楽しく ちょっとうれしいごみの話(1)

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京都府福知山市

「ラベルをはがして、ふたをとって、中身を洗って透明の袋に入れて出す…正直、ごみの分別ってめんどくさい!」
そう思ったことはありませんか。たしかに、ごみに出すまでのひと手間ってちょっぴり面倒。
でも、あなたのひと手間が、新たなリサイクル製品を生み、誰か他の人の安全を守っているとしたら、なんだかうれしい気持ちになりませんか。
今月号では、知れば毎日のごみ捨てがもっと楽しくなる、ちょっとうれしいごみ分別の話をお届けします。

■美しいまちを未来へ残すために
なぜ、ごみを分別するのでしょうか。それは、ごみの中に隠れている資源を見つけ出し再利用するため。資源化できるものを分け、燃やすごみの量を減らすと、焼却時に排出される二酸化炭素が減り、出た灰を埋め立てる処理場への負担も軽減されます。
子どもたちが暮らす未来に美しいまちを残すためにも、私たち一人ひとりの「分別のひと手間」がとても有効です。

■“すすげば資源”で気持ちもすっきり
「捨てればごみ、分ければ資源」と言われることがありますが、加えて知っておきたいのが「すすげば資源」という考え方。
分別しても汚れがあると資源化できないプラスチックごみ。ごみ箱に入れる前にすすぐことで、気になる臭いの対策にもなり気持ちがすっきりするなど、私たちにもうれしい効果があります。

◆もっとごみを捨てやすく!我が家のごみ捨て術
毎日の分別やごみ捨てをもっと簡単に、もっと楽しくするための、家庭でできるちょっとした工夫を紹介します。

○生ごみの処理をもっと気持ちよく
これからの季節、特に気になるのが生ごみの臭い。ごみが出るたびに水分をきり、その場で処理することが臭いや虫の発生を防ぐポイントです。新聞紙などで水分を吸ってこまめに捨てましょう。
いらなくなった紙などでつくったごみ箱をストックしておくと、分別も処理も簡単です。

○プラスチックの蓋はスプーンの持ち手で外す
ごま油などの瓶についているプラスチックの蓋。分別したいけど、力を入れてもなかなか外れない、無理に引っ張るとキャップがちぎれてしまった、などの経験はありませんか。そんな時はスプーンが活躍。持ち手をふたに引っ掛けて「てこの原理」で外してみてください。

◆Interview ごみをごみとして出さないという選択
月8回開催しているリサイクル体験教室では、ごみとして捨てられた布や牛乳パックなどを再利用してかばんや椅子などをつくっています。プラザにはまだ使えるものも持ち込まれていて、もったいないなと驚くこともあります。教室では、参加者から「捨てられるものからこんな素敵な作品ができるんだ」というお声もいただき、私自身も自宅でごみを出す前に「これを再利用して〇〇が作れるな」とアイデアが浮かぶようになりました。興味がありましたら、教室の様子を覗いてみてください。

リサイクル体験教室を運営
エコ美遊代表 堀芳子(ほりよしこ)さん

◆環境パークからお答えします
「ごみの疑問 QandA」
どうやってごみを出すの?家庭から出たごみは収集車に乗ってどこにいく?ごみ処理の疑問に環境パーク職員がお答えします!

Q.ごみステーションには何時までに出せばいいの?
A.収集日の朝8時30分までに出してください。
時間を過ぎて出したごみや、分別されていない、収集日が違うなど、ルールが守られていないごみは収集されず、ごみステーションに残ります。放置されたごみは、悪臭の原因となりますので、ごみ出しルールを守って正しくごみを出してください。
ごみステーション以外にも、戸別収集(有料)や環境パークへの持ち込みでもごみが出せます。

Q.おうちで分別したごみは、ごみ収集車に乗ってどこへいくの?
A.繰り返し使える資源と廃棄物に細かく分けて処理をしています。
家庭から出るごみは、資源とそうでないものに分別してゴミに出すことで、リサイクルして新しい製品に生まれ変わらせることができます。

問合せ:生活環境課
【電話】22-1827【FAX】22-4881

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