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【ふくちやまトピックス】新たな文化ホールの整備に向けて 新文化ホール基本計画を策定

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京都府福知山市

本計画の策定にあたっては、令和4年12月に策定した「福知山市新文化ホール基本構想」に基づき、施設の構成や管理運営の考え方を検討委員会で議論を重ねてきました。
そして、検討委員会の議論を踏まえて作成した「福知山市新文化ホール基本計画(案)」について、市民のみなさんからパブリックコメントなどを通していただいた意見を参考に、この度、基本計画を策定しました。

【福知山市新文化ホール基本計画 概要】
◆新文化ホールの施設計画
○4つの施設機能
(1)ホール機能
幅広い音楽利用に対応し、楽器の生音の響きを生かすことができる、優れた音響性能を備えます。
音楽利用をはじめとした多様な舞台芸術などに対応できる機能を有する600席以上のホールとします。
(2)創造活動機能
市民の日常的な創造・発表活動の場を検討します。
(3)交流機能
誰もが気軽に訪れ、施設に賑わいをもたらすスペースを設置します。
(4)防災対応機能
台風・水害などの災害に備えた防災対応機能を有する施設とします。100年、1000年に1度の降雨の想定最大浸水深も考慮した部屋、スペースを確保します。

○駐車場
車いす利用者や高齢者などの利用・送迎を想定し、区画や動線に配慮します。施設機能やまちとのつながりを考慮した計画としながら、できるだけ多くの駐車台数を確保することを検討します。

◆建設予定地
市街地エリアに立地し、利便性が高いため日常的に立ち寄りやすく、周辺の公共施設との連携やまちなかの回遊が容易であり、御霊公園に隣接し、歴史的にも文化の中心となってきたエリアであること、そして、これまでの本市におけるまちづくりとの整合性を図ることができるといった検討委員会の意見と、基本構想策定時のパブリックコメントなどを踏まえ厚生会館用地を建設予定地とします。

◆管理運営に関する考え方
○5つの基本的な考え方
・文化芸術と市民を「つなぐ」ための多様な鑑賞機会、体験機会の提供
・若い世代が中心となって人と人を「つなぐ」懸け橋となるための市民参加の推進
・過去・現在・未来へと続く「つながり」のきっかけをつくるための、日常的に居心地の良い空間づくり
・福知山市の豊かな歴史資源と文化資源を「つないで」生まれる独自の文化づくり
・文化の力を活かして文化と他分野を「つなぎ」、まちを活性化する連携事業の推進

○運営組織などの方針
専門的な知識・経験をもった人材、人や活動をつなぐコーディネーターなど、充分な人員体制を整えたうえで、施設運営や事業の企画に市民が参加できる運営体制とすることをめざします。

○市民参加に関する考え方
新文化ホールの運営には、事業の企画段階から積極的な市民参加・参画を推進することとしています。若い世代が中心となって多くの市民が施設の運営や事業等に参加できるようにし、これからの文化振興の担い手を育成していきます。また、開館前から新文化ホールの情報提供や共有を積極的に行い、開館後の市民参加・参画の基盤づくりに取り組みます。

◆概算工事費と整備手法の検討
近年整備された劇場施設の実績から建設工事費単価を計算すると、1平方メートル当たり90〜100万円となります。これに新文化ホールの想定延床面積5,000平方メートルを乗じると、建設工事費は約45〜50億円と想定されます。
※この建設工事費は、今後の具体的な検討や社会経済情勢の変化等により変動する可能性があります。

基本計画の全文は市ホームページで見ることができます

問合せ:文化・スポーツ振興課
【電話】24-7033【FAX】23-6537

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