令和6年 新年のご挨拶

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■世界の変化を先取りし、新時代を切り拓く
謹んで新年のご挨拶を申し上げます。
昨年は、社会経済活動の再開が本格化し、地域にも活気や賑わいが戻り始めました。本市は「住みよさランキング2023」で京都府内1位となり、長田野工業団地は過去最高の雇用者数ならびに工業出荷額となるとともに、さらなる投資が続く一年でもありました。これも、長きにわたる新型コロナウイルス感染症の流行下にあっても、市民の皆さまに多大なるご尽力とご協力をいただいたおかげであり心より感謝申し上げます。
一方で、物価の高騰や人手不足は、暮らしや経済活動に大きな影響を与えています。また、8月の台風7号では、大江地域など市北部を中心に甚大な被害を受けました。あらためて、被災をされました皆さまにお見舞いを申し上げます。
本市としては、引き続き、市民生活の安心・安全を第一としながら、全力で各種対策に取り組んでまいります。
ところで、世界は、新型コロナウイルスによる停滞を経て、変化が加速しているように感じられます。生成AIの技術革新はめざましく、私たちの生活や仕事のあり方そのものが作り変えられる勢いです。他方、国際問題による影響も大変色濃くなっています。
本年は、こうした社会経済情勢を敏感に捉えながら、ふるさと福知山の新時代を切り拓いていくためにいっそう献身努力してまいります。市民の皆さまには、「ともに考え、作り、実行する」まちづくりにご理解とご協力をいただきますようお願いいたします。
結びに、本年が市民の皆さまにとってご健康で幸多き一年となりますよう心よりお祈り申し上げます。
福知山市長　大橋　一夫