■SHIBUYA QWS(シブヤキューズ)を使ってみた
“渋谷から世界へ問いかける可能性の交差点”をコンセプトに年齢や属性を問わず多様な人々が交流し、新しいアイデアや事業を生み出す共創施設「SHIBUYA QWS(シブヤキューズ)」。
本市は、令和5年4月から施設を無料で利用できるパブリックメンバーに加入しています。
SHIBUYA QWSでは、東京などを拠点に置く様々な企業、人たちが集い、日々新たな価値を生み出し続けている。
12月15日(金)、東京都渋谷区のSHIBUYA QWSで、イベント「Question storming(クエスチョンストーミング)~福知山市の問いで遊ぶ」が開催されました。参加者はNEXT産業創造プログラムの受講生と、東京に拠点を置く大企業などに所属する企業人。
今期プログラムで脱炭素社会の実現に取り組むチームが、参加者へ「脱炭素な暮らしとは?」と問いを投げかけ、参加者全員でアイデアを出し合いました。
参加者からは、「福知山の特産物といえば黒豆。脱炭素に配慮した方法で生産された黒豆を買うと生産者と購入者が得をするビジネスモデルを提案できないか?」「脱炭素って“やせがまん”なのでは?我慢の度合いを数値化してエンタメ化しよう」など、異なる背景や強みを持つ参加者の多様な視点から、新事業への様々な提案が生み出されました。
○SHIBUYA QWSを使ってみませんか?
新たなアイデアを広げたい、ネットワークを広げたいなど、本市の地域活性化や地域課題解決などにつながる目的で、本市に関係のある人であれば、施設を無料で使うことができます。本市からの利用者も増えています。会議や作業、イベント利用など様々な用途でのご利用をお待ちしています。
問合せ:産業観光課
【電話】24-7075【FAX】23-6537
※利用には5営業日前までの事前申請が必要です。
■NEXT産業創造プログラム
3年目を迎える今期のNEXT産業創造プログラムには20人が参加し、5プロジェクトが現在進行しています。
◆現在進行中!5つのプロジェクト
○GroupA
万願成就あめを開発 廃棄ロス削減で持続可能な農業へ
「捨てられていたものに付加価値を」をコンセプトに、これまで廃棄されていた規格外の万願寺とうがらしを活用した京飴「万願成就あめ」を開発。現在、市内の一部郵便局で販売中。
○GroupB
Z世代向け脱炭素型シェアハウスでカーボンニュートラルな暮らしを先取り!
若者が同世代や地域とつながる「地域シェアハウス」を軸に、脱炭素社会の実現に向けた新しい暮らし方を産官学連携チームで提案。現在の若者世代を表す“Z世代“の視点から、脱炭素なまちづくりへの新たな可能性を生み出す。
○GroupC
京都・森の製油所から全国初解禁! 和香で潤うボディクリーム
日本のコメ発酵エキスと和の香りを世界へ広げるため、国内のクラウドファンディングやニューヨークのメディアを活用し、商品パッケージやターゲット層における需要を調査。
○GroupD
起業したい若者への情報発信 NEXTE(ネクステ)福知山 学生記者部
福知山公立大学の学生が地域の起業家へインタビューを行い、成功までのストーリーや思いを記事にして全国に発信。起業にためらいを感じている若者が一歩踏み出す勇気につながる活動をめざす。
○GroupE
学生就職活動×ECサイト支援で 福知山の産業を活性化!
福知山公立大学生が地域の企業に対してインタビューや商品撮影を行い、企業が持っているオンラインショップやホームページなどの完成度を高めるお手伝いをする。企業の売上アップと学生の実践経験から得られる就職活動での優位性の相乗効果をめざす。
■Interview プログラムを実施する福知山公立大学より
はじめは不可能に見えたことでも、取り組むと手ごたえを感じ、出来上がると喜んでもらえる。起業の醍醐味を実践的に学べる場づくりをめざしたNEXT産業創造プログラムも佳境に入りました。参加されたみなさま、お世話いただいたみなさまには心よりお礼を申し上げます。もっともっと進んでいきたいと思いますので、引き続きよろしくお願いいたします。
福知山公立大学理事・副学長 西田豊明(にしだとよあき)教授
■CHECK! 3月2日、成果発表会を開催!
今期のNEXT産業創造プログラム受講生による成果発表会を開催します。
8月開講から学びを進め、実証実験を経て新規事業創出に挑み続けた5チーム総勢20名の集大成を、ぜひご覧ください。
問合せ:産業観光課
【電話】24-7075【FAX】23-6537
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