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自治体の皆さまへ

脱炭素社会の実現に向けてロードマップを作成

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京都府綾部市

気候変動をもたらす地球温暖化を抑制するため、市はこのほど、ゼロカーボンシティの実現に向けたシナリオ「綾部市脱炭素ロードマップ」を作成しました。2030年に、二酸化炭素(CO2)排出量を2013年比49パーセント削減し、2050年のカーボンニュートラルを目標としています。(記事ID3183)

■カーボンニュートラルへの道筋示す
本市のCO2排出量(令和元年度)は約26万6千トン―CO2=左表。一方、削減対策をしない場合の排出量(BAU排出量)は、2050年までほぼ横ばいで推移する見込みです。こうした状況や、国・府の削減目標を参考に、ロードマップでは、必要な省エネルギーの手法や太陽光などの再生可能エネルギーのポテンシャルと導入量等を踏まえ、カーボンニュートラル達成への道筋を示しています。

▽CO2排出量の内訳(令和元年度)

■一人ひとりの行動が脱炭素へ
市は本年度、このロードマップをもとに、2030年のCO2削減目標に向けた具体的な施策を盛り込んだ計画を策定し、ゼロカーボンシティ実現への取り組みを推進します。
カーボンニュートラルを達成するには、一人ひとりが環境への意識と行動を変えていくことが大切です。ゼロカーボンアクション30を参考に、できることから取り組みましょう。

■カーボンニュートラルへのイメージ
省エネ性能の高い設備等への切り替え、太陽光発電の導入、地域産木材の有効活用や積極的な環境保全活動など、市民・事業者・行政が一体となり取り組みを積み上げることで、2050年にCO2の排出量と森林等による吸収量が相殺される、排出量「実質ゼロ」を実現。

■CO2排出量を抑制するには…
・電気製品の不要時のこまめなスイッチオフ
・エコドライブの実践と公共交通機関の利用
・ごみの分別・リサイクルと減量化
・照明のLED化等省エネ性能の高い家電製品への買い替え
・新築・改築時の高性能断熱素材の採用
・太陽光パネルの設置(補助金は本紙4月号お知らせ版参照)

〝今〟できることを積み上げていくことが大切です

■ゼロカーボンの取り組みを募集中!
脱炭素を目的にした優れた活動や取り組みを表彰します。あなたの活動を社会に広める機会にしませんか。募集要項など、詳細は市ホームページをご確認ください。
【HP】https://www.city.ayabe.lg.jp/0000003142.html
最優秀賞を受賞した個人と事業者・団体には、副賞として綾部市産材木製楯を授与します

問い合わせ:環境企画課
【電話】42-0503

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