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シリーズ人権を考える:(15)あいアカデミー第1講座

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京都府綾部市

6月6日に開催した男女共同参画を考える講座「あいアカデミー第1講座」の内容を紹介します。
■「みんなそれぞれただひとり」-性の多様性を受け容れる-

▽理解してくれる人は必ずいる
講師は大江山鬼そば屋(福知山市)の共同店長、中村麻美(まみ)さんとなゝ姫こと佐々井飛矢文(としふみ)さん。佐々井さんは心に男女両方の性を持つ性的マイノリティ(少数者)で、中村さんはそんな佐々井さんを理解し受け入れています。
佐々井さんは、してはいけないこととしてアウティング(暴露)を挙げ「他人の性や性的指向を勝手に話してしまうことは駄目なこと。これは個人情報で、個人の趣味だからです。他人のことを根掘り葉掘り聞くべきではない、という一般論と同じ」と説明。そして、「私は性について悩み始めてから、麻実さんのような人に出会うまで15年かかった。悩んでいる人がいたら『どこかに分かってくれる人がいると信じて生きてほしい』と伝えてください」と、参加者に話しました。

▽ひとりの個人として話を聞いて
中村さんは、佐々井さんと初めて会ったとき「こういう人もいるんやなと思い、この人自身に興味を持った」と回顧し、「悩んでいる人がいたら、性的な問題ではなく、人生の悩みと同じだと思って話を聞いてあげてください。特別な人ではありません」と呼び掛けました。

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