私たちの心のふるさと、あやべ水源の里。その活動を順に紹介しながら、集落の元気のヒミツや日々を楽しく暮らすコツを探ります。
■特産品づくりで地域を元気に
上林・大町交差点を舞鶴方面へ2キロほど進んだ五津合町の集落、清水。平成25年に、住民が安心して暮らせる集落を目指して、水源の里に加盟しました。活動の中心は、産品の加工・販売を通じた、地域のふれあいづくりと水源の里・清水のPR。その活動を担ってきたのが女性グループのすみれ会です。
同会は、地元のイベントで地域の特産品を販売しようと平成7年に女性15人が集まって発足。「地元産のもち米や小豆を使った大福がとても人気です。活動が盛んな時は1日1500個作ったことも。活動は大変だけど、地域の人と交流できて生きがいになっています」と笑います。
近年は高齢化により清水の活動は縮小傾向に。清水の代表、鎌部俊夫さんは「最近2世帯の移住があり住民みんな喜んでいます。これをきっかけに、もっと集落を元気にしたい」と力強く語ります。
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