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舞鶴市上下水道だより すいすい

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京都府舞鶴市

■安定した上下水道サービスと次の世代につなげる事業運営
▼令和5年度事業
○水道事業
安心、安全な水道水を安定的に供給するため、水道ビジョンに基づき、老朽化した水道管や施設の耐震化・更新などを計画的に実施します。また、舞鶴市の主な水源となる由良川の塩水遡上(そじょう)に対する中・長期的な対策となる基本計画を策定します。
主な建設事業:
・水道管路の耐震化・更新…6億1,753万円
・国道27号西舞鶴道路建設に伴う送水管移設…1億5,454万円

○下水道事業
下水道管路や処理場施設などの老朽化に伴う事故や機能停止を未然に防ぐため、長期的な施設の老朽化の進行状況を予測しながら、計画的に点検・調査・修繕・改築を行い、持続的な下水道機能の確保とコスト低減に取り組みます。
主な建設事業:
・浄化センター施設の改築・更新…4億3,743万円
・公共下水道管路等施設の改築・更新…1億6,440万円

▼「防潮幕」による由良川の塩水遡上対策
市内の水道水のうち、約8割の水源となる由良川は渇水で流量が減少すると、海水(塩水)が河口から17~20キロ上流まで逆流し、取水口近くまで到達することがあります。塩水は水道水に使用できず、その逆流を防ぐため、例年6月ごろから長さ約100メートルの防潮幕を桑飼上地区に設置しています。渇水の頻度の増加や長期化により、架設期間は年々増加しています。

▼異物は流さないで下水ポンプ詰まりの原因
トイレや台所、風呂から流した水は、すぐに下水道管に流れていきます。
下水道管にマスクや生理用品とその包み紙、水に溶けないトイレ掃除シート、パンツ、タオル、おもちゃなどが流れ込むと、ポンプが詰まり故障します。このような事故が多発しており、令和4年度の事故は108件、修理費は522万円でした。
ポンプが故障すると、その一帯の下水が流れなくなり、マンホールや家のトイレなどから汚水があふれ出ることになるので、水に溶けないものは流さないなど、下水道管を正しく使用してください。
また、天ぷら油などの廃油も、配管に付着して詰まりや臭いの原因になるので、少量の油でも必ず拭き取るなどして下水道管には流さないでください。

○修理費の状況

▼知っておいてほしいいざという時のマメ知識
○家庭でできる逆流防止対策
台風や大雨などで下水管が満水になり、トイレなどからゴボゴボと音がしたら、汚水が逆流する恐れがあります。ビニール袋に水を入れた「水のう」を置くと逆流を防止する効果があります。
1.ビニール袋(45リットル程度)に水を約20リットル入れる
2.水を入れたビニール袋はなるべく空気を抜き、口をしっかり縛る。この時、ビニール袋が薄い場合は、二枚重ねにする
3.逆流の恐れのある箇所(トイレ、風呂場、洗濯機の排水口など)を確認しながら「水のう」をゆっくり入れる。この時、浴槽と洗い場の排水口をしっかり覆う((1))。便器は、全体を覆うように置く((2))
※写真は本紙をご参照ください

▼上下水道に関する問い合わせ:
受付時間 平日8時30分~17時15分

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