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自治体の皆さまへ

《特集1》防災特集 自らの命は自らが守る〜災害に備える〜(2)

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佐賀県伊万里市

3.災害時や緊急時の情報伝達手段
市は、災害時や緊急時に皆さんに情報を迅速に伝えるため、市内全域で防災行政無線を運用しています。
そのほかの伝達手段でも情報を発信していますので、可能な手段を活用し、積極的に情報収集を行うことで身を守りましょう。

〔1〕防災行政無線防災
行政無線とは、災害時や緊急時に、避難指示などの重要な情報を、屋外拡声子局(屋外スピーカー)や戸別受信機などから迅速に知らせる無線放送施設のことです。
防災行政無線からは、災害関連情報と行政関連情報が放送されます。いずれも市民の身体や生命に関わる重要な情報を中心に、緊急性の高い情報を放送します。
機器の動作確認のため、時報放送を行っています。地区によって放送時間が異なりますが、昼に『ウェストミンスターの鐘』、夕方に『伊万里讃歌(さんか)』を放送しています。
屋外拡声子局から時報が放送されていないことに気づいたときは、防災危機管理課に連絡してください。
なお、〔表2〕のように緊急情報ごとにサイレン(警報音)を決めています。特に、避難に関する情報は、避難情報の種類に応じてパターンを決めていて、皆さんが身を守る行動などを迅速に判断できるように運用しています。

〔2〕電話での放送内容の確認
防災行政無線の放送が聞き取れなかったときや再度放送を聞きたいときには、専用の電話番号(【電話】23-2169)に電話をかけると、放送内容を聞くことができます。

〔3〕ケーブルテレビ
ケーブルテレビ(伊万里ケーブルテレビジョン、西海テレビ)に加入している家庭は、防災行政無線の放送内容をケーブルテレビで確認できます。

〔4〕携帯電話会社の緊急速報メール
防災行政無線で、避難指示など緊急性が高い情報を放送する場合は、緊急速報メールを併せて配信します。
緊急速報メールは、特定のメールアドレスではなく、区域を特定してメールを配信します。

■使おう!気象庁『キキクル』
気象庁の『キキクル』では、大雨による土砂災害や浸水害、洪水害の危険度を地図で確認できます。大雨警報や洪水警報が発表されたときなどに利用してください。

〔表2〕防災行政無線のサイレン(警報音)パターン

※サイレン(警報音)のあとに、緊急情報を伝えます。

■警戒レベル・避難情報一覧

※1警戒レベル5は必ず発令する情報ではありません。
※2警戒レベル3は、高齢者等以外の人は必要に応じてふだんの行動を控えたり、高齢者は避難の準備をしたり、危険を感じたら自主的に避難するタイミングです。

〔5〕防災ネットあんあん
『防災ネットあんあん』は、佐賀県が防災・安全・安心に関する情報を配信するシステムで、市の避難や気象、防犯などさまざまな情報が配信されています。
4月から『佐賀県防災・緊急マップ』が新たに追加され、より簡単に、より見やすく進化しました。また、これまでのメール配信からスマートフォンアプリに変っています。大雨などの災害への備えるため、情報を得る手段として登録してください。
スマートフォンアプリの配信開始と同時にこれまでのメール配信サービスは終了しています。
▽アプリのダウンロード方法
『防災ネットあんあん』で検索するか、2次元コードを読み込んでダウンロードしてください。
(2次元コードは本紙をご覧ください。)
※APPle、APPleのロゴ、iPhoneは、APPleInc.の商標です。iPhoneの商標はアイホン株式会社のライセンスにもとづき使用されています。AppStoreは、APPleInc.のサービスマークです。GooglePlayおよびGooglePlayロゴ、Androidは、GoogleLLCの商標です。QRコードは株式会社デンソーウェーブの登録商標です。

〔6〕電話・FAXによる緊急情報配信
防災行政無線で放送した緊急情報を、事前に登録した電話またはFAXに同時に配信するサービスがあります。
申請の受け付けは、防災危機管理課と各コミュニティセンターで随時行っています。
※この配信サービスは、市から配信する緊急情報を確認する方法が限られている次の人を対象としています。
・聴覚障がいのある人(障がい等級問わず)
・視覚障がいのある人(障がい等級問わず)
・携帯電話を持っていない人

〔7〕市ホームページ・SNS
防災行政無線の放送内容は、市ホームページや市の公式ツイッター・フェイスブック・LINEなどのSNSでも確認できます。

■災害時や災害が起こりそうなときには、次のことに心がけてください
(1)防災行政無線の放送をよく聞く
近年の住宅は、気密性が向上しているため、防災行政無線の放送が始まったら、窓を開けるなど聞き取りやすい状態で聞いてください。
聞き逃した場合は、電話(【電話】23-2169)や市ホームページ、ケーブルテレビなどで確認してください。
(2)積極的な情報収集
避難情報など、災害時には防災行政無線やテレビ、ラジオ、ケーブルテレビ、インターネットなどさまざまな手段で配信されます。それらの中で可能な手段を活用し、積極的に情報収集を行うことで、身を守りましょう。

▽戸別受信機の貸与
次の人を対象に防災行政無線の戸別受信機を貸与しています。貸与を受ける場合には、市に申請する必要があります。申請の受け付けは、防災危機管理課で随時行っています。
・駐在員(区長)
・消防団幹部団員
・聴覚障がい者
音声を聞くことができない聴覚障がい者(身体障がい者手帳1級から3級までに認定された人)に、文字表示機の付いた戸別受信機を貸与します。
・難聴地区世帯
屋外拡声子局の放送が届かない難聴地区に住んでいる世帯に貸与します。
※電波の受信状態によっては外部アンテナが必要な場合があります。外部アンテナの配線工事では住宅に穴をあけたり、取付金具を設置したりする場合があります。

問合先:防災危機管理課防災危機管理係
【電話】23-2130

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