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教育と文化‐女性の社会進出の実現を目指して‐

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佐賀県伊万里市

今年の市議会議員選挙で、女性議員はこれまでの2人から倍増して4人になったものの、議員定数の2割にも満たない状況です。
女性が社会進出をしていくにあたっては、家庭と社会での障壁があり、それが女性の社会進出を阻害しているようです。
家庭においては、家事・育児・介護などの女性の負担が大きくなっていますが、このことを一般的だと捉える人がいまだに多いようです。このような状況が解消され、家事などの負担が男女で対等になれば、スキルアップできる時間が確保できることなどから、社会で活躍する女性がもっと増えるのではないでしょうか。
男女ともに幼少期から家事を学び、だれでも家事をするのが当たり前になれば、必然的に固定的な役割分担意識が薄れ、男女共同参画社会が実現していくと思います。
また、社会においては、以前より多様化が進んではいるものの、資質・実績があっても女性を一定の職位以上には昇進させようとしない組織内の見えない障壁を指す『ガラスの天井』が存在します。
例えば、就業者に占める女性の割合は諸外国と比べて大きな差がないのに対して、管理的職業従事者に占める女性の割合は低くなっています。
このことは、女性がステップアップを目指しても、研修で家を留守にしたり、残業が増えることを危惧したりして、昇進をあきらめる人がいるからではないでしょうか。
自分の持っている能力を最大限に発揮してこそ人間らしく生きることが出来ると思います。
女性の社会進出において『女性初』や『女性目線での』という言葉が無くなるような、多様性にあふれた社会が実現されることを願っています。

問合先:企画政策課男女協働推進係
【電話】23-2115

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