年頭のごあいさつ

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あけましておめでとうございます。市民の皆様におかれましては、希望に満ちた新年をお迎えのこととお慶び申し上げます。

昨年は新型コロナウイルス感染症が5類感染症に移行し、ようやく日常を取り戻す1年となりました。本市では、まちづくりの指針となる総合計画の後期4年間の初年度として、最大の課題である少子化対策に重点を置き、子どもの医療費助成の拡充、公園や通学路等の整備など多様な視点から支援策を組み合わせた『子育て・若者成長応援パッケージ』の推進により、若い世代が住みたいと思えるまちづくりに取り組みました。
本年は、保育料の大幅な負担軽減を中心とした見直しや小学校とコミュニティセンター等の複合化による多世代交流拠点の整備など、市を挙げた子どもの成長応援施策をさらに拡充するほか、伊万里駅周辺の活性化プロジェクトの推進や国見台公園の総合的な整備に向けた検討など、市制施行70周年の節目を伊万里のまちが変わる転換点となるよう、将来の活力につながる新たな事業に機を逃さず着手したいと考えております。
本市の特色である昼間の人口が夜間より多い『働くまち』から、多彩な魅力ある事業の展開により、若者が希望にあふれ子どもたちの笑顔がはじける『働くまち×住みたいまち』への転換を目指して全力を傾注する決意でありますので、市民の皆様のなお一層のご協力を心からお願いいたします。
この新しい年が、皆様にとりまして、幸多き1年となりますことを、心からお祈り申し上げます。

伊万里市長　深浦弘信