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自治体の皆さまへ

ステフのキュリオシティーコーナー #11

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佐賀県佐賀市

今月は、佐賀に来てから1周年です!私は令和4(2022)年8月17日に到着しました。
私がどのような経緯で佐賀に来たか、興味を持っている人もいると思います。私は自治体国際化協会が実施するJETプログラムの参加者です。
JETプログラムとは、海外からの人材を地方公共団体等で任用し、外国語教育の充実と地域の国際交流の推進を図る事業です。参加者の大半は外国語指導助手(ALT)ですが、10%ぐらいの参加者は私のように国際交流員(CIR)として、県庁や市役所といった地方公共団体の現場で働いています。募集は1年に1回で、面接に合格すると、1年なります。最長5年まで更新することができます。日本全国のどこに配属されたいか希望できますが、最終的には協会の判断で決められます。私は九州を希望していたので、佐賀に行くことになった時は本当に嬉しく思いました。
そこで、2度目の来日を控えていた私は、1度目の来日で学んだ貴重なことを思い出しました。大学時代の交換留学で山梨県に住んでいた時、周りの若者たちから「山梨って何もない」をよく耳にしました。その人たちは私よりずっと長くそこに住んでいて、その地域のことをよく知っていたので、私は彼らの言うことを信じました。いつの間にか私も「ここには何もすることがない」と思うようになってしまい、帰国してから反省しました。見落としてしまった魅力がいっぱいあったことに気づいたのです。そこに住む機会を得たありがたさを、当時もっと感じればよかったと思いました。
佐賀に来ることを知った時、同じ轍を踏まないようにしようと思いました。佐賀には、1年間いても発見・体験しきれないほどの魅力があります。
今月、契約を終えたプログラム参加者たちの後任者が来佐します。私はすでに何人かと話しましたが、1年前の私と同じようにワクワクしている様子が伝わってきて、懐かしいです。また、新しい人が入ってくることで、自分がここにいる時間はあっという間なのだということを実感しています。時間の許す限り、佐賀の魅力を1個1個思い切り味わいたいと思います。
今後ともよろしくお願いします!

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