2023年は、皆さんにとってどんな年でしたか?このページでは町の1年を振り返るニュースをお届けします。
新しい施設や歴史的な発見、スターの誕生など、多くの明るい話題がありました。2024年も、わくわくするできごとがたくさんありますように!
■世界的半導体素材メーカーが町に進出
7月、半導体の材料となるシリコンウエハーの製造で世界シェア2位の株式会社SUMCO(本社・東京都)が、吉野ヶ里町に加工工場を新設する計画が明らかになりました。
工場が建設されるのは、町南部に整備が計画されている県営産業用地22ヘクタール。早ければ今春から造成工事が始まる予定です。
■西日本最大級のトレイルコース誕生
3月、アドベンチャーバレーSAGA内でマウンテンバイクを楽しめる「トレイルアドベンチャー・吉野ヶ里」に4つ目のコースが誕生し、コースの総距離で西日本最大級になりました。
プロレースにも使用できる水準で設計されており、担当者は「本格的なトレイルライドを通じて、マウンテンバイクの楽しさに触れてほしい」と話しています。
■「謎のエリア」で石棺墓(せっかんぼ)発掘
5月、日吉神社の移築後に発掘調査が行われていた吉野ヶ里遺跡の「謎のエリア」で、弥生時代後期の有力者の墓とみられる「石棺墓」が見つかりました。
石ぶたを外して内部が調査され、残念ながら副葬品などは出土しなかったものの、「×」の線刻が施されている様子などが連日報道され、全国の考古ファンを沸かせました。
■新しいごみの分別ルール始まる
令和6年度から新しいごみ処理施設の利用が始まるのを前に、共同利用する他市町と分別区分を統一するため、新しいごみの分別ルールが4月からスタートしました。
プラスチックごみによる海洋汚染など環境問題が叫ばれる中、担当者は「循環型社会を作っていくため、リサイクルにご協力ください」と呼び掛けています。
■吉野ヶ里町CE(カントリーエレベーター)始動
5月、吉野ヶ里町共同乾燥調製貯蔵施設が完成しました。ドライブスルー方式による荷受作業の短時間化や貯蔵乾燥施設の整備により、高い安全性と効率化が実現しました。
計画から完成まで10年。町の農業を大改革するべく、最新技術が詰め込まれています。
■町出身・大江さんオリックス入団
10月、プロ野球ドラフト会議で大江海透さん(23)=曽根=が、オリックス育成選手に指名されました。大江さんは、小学4年で野球を始め、地元の高校へ通い、大学を経て独立リーグで2年間プレー。町出身のプロ野球選手として今後の活躍が期待されます。
■「釣りよか」海鮮丼も「よりみち広場」オープン
12月、吉野ヶ里歴史公園東口の向かい側に「よりみち広場」が完成し、ユーチューバー「釣りよかでしょう。」が運営する「海鮮丼屋」がオープンしました。屋外トイレも完備され、町内外からの集客が見込まれます。
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