「外国人材の受け入れ」が進み、外国人が増加・多国籍化する日本。私たちの地域でも、多くの外国人がさまざまな分野で活躍しています。
外国人も日本人と同じように生活し、暮らしの中での楽しみや困りごともたくさんあります。地域の仲間として共に生きるために何が大切か。日本語教育学を専門とする伊東祐郎氏に、多文化共生についてお話しいただきます。
講師:国際教養大学専門職大学院(日本語教育実践領域)伊東祐郎特任教授
演題:吉野ヶ里町の多文化共生の町創り―グローバル化と地域の融合をめざして―
日時:2月5日(月)10:00~11:30
場所:中央公民館講堂
参加費:無料
(講師プロフィール)
1992年から東京外国語大学で日本語教育に従事。1996~2000年は文部科学省海外子女教育専門官を兼任。2013年から(公社)日本語教育学会会長、文化審議会国語分科会日本語教育小委員会主査を務める。2017年4月から2019年3月まで東京外国語大学副学長(国際交流等担当)兼附属図書館長を務め、2023年4月から現職。
現在は、日本語教育推進関係者会議委員の他、文化庁日本語教育施策に携わる。
■多文化共生とは
国籍や民族などの異なる人々が、地域社会をつくる一員として共に生きていくことをいいます。ルーツの異なる人々が共生するには、互いの文化的違いを認め合い、対等な関係を築くことが大切です。
吉野ヶ里町に住む外国人の数は令和元年ごろから大幅に増え、現在は248人(令和5年12月末時点)の外国人が暮らしています。
町の総人口の約1.5%を占めています。
町に住む外国人の多くはアジア圏出身の人たちです。約半数がベトナム人、次いで中国、ミャンマーなどと続きます。
多くが技能実習生として、介護や土木などのさまざまな分野で働いています。
問い合わせ:財政協働課広報・協働係(三田川庁舎)
【電話】0952-37-0331
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