■「成年後見制度」を知っていますか?
成年後見人などができること・できないこと成年後見制度は、認知症・知的障害・精神障害などで判断能力が十分ではない人が安心して自分らしい生活を送ることができるよう、その人の権利や財産を守る制度です。
▼このような人が利用しています
・認知症の父親名義の通帳のお金を入院費用に充てたいが、「本人の同意がないと引き出せない」と言われてしまった
・認知症で一人暮らしの母を悪質商法から守りたい
▼成年後見制度は、判断能力に応じて利用する制度が違います
(1)判断能力が不十分になったら…「法定後見制度」
後見…多くの手続きや金銭の管理、契約などを全面的にサポートします。
補佐…本人だけでは難しい手続きをお手伝いします。
補助…重要な手続きや契約などを一緒に行います。
(2)判断能力が不十分になる前に…「任意後見制度」
判断能力があるうちに任意後見人を選んでおき、判断能力が低下した時に任意後見人がサポートします。
▼成年後見人などができること・できないこと
〇できること
・必要な福祉・介護サービスの手続きや契約
・保険料や税金、医療費の支払いや不動産、預貯金などの財産の管理
・わからずにした契約の取り消し
・郵便物や書類の確認
・入院や施設入所などの手続き
・定期的な訪問や本人の状況確認
〇できないこと
・調理や掃除などの家事援助
・日用品の買い物やおむつ交換などの実際の介護
・養子縁組の手続きや結婚・離婚届の提出
・毎日のように来てもらうことや話し相手になってもらうこと
・医療行為への同意や身元保証
問合せ:地域包括支援課
【電話】75-6033
■介護家族の交流会を開催します
在宅で介護をしているみなさん、日頃の介護についてみんなで話しましょう。
簡単なスポーツで体を動かして、リフレッシュもできます。参加してみませんか?
日時:12月22日(金)13時30分~16時
場所:天寿荘地域交流スペース
内容:輪になって座り、日ごろの介護についてお話しします。
ニュースポーツ「(※)いごてだま」も行います。
※いごてだま…5×5のマスの中に、囲碁の五目並べのようにお手玉を投げる軽スポーツです
初めての企画です!
■いきいき百歳体操85歳以上実施者表彰
おめでとうございます
6か月以上継続して実施している85歳以上のみなさんを紹介します(新規受賞者のみ)
※詳細は本紙を参照ください。
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