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【人権教育No.310】ともに生きる

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佐賀県多久市

■「人権擁護委員の活動」
人権は「全ての人たちが生命と自由を確保し、幸福を追求する権利」「人間らしく生きるために生まれながら持っている権利」で、違いを認め合う心によって守られるものです。子どもたちは「命を大切にすること」「みんなと仲良くすること」と学びます。
このような人権を擁護するために、法務大臣から委嘱を受けた「人権擁護委員」が全国の市区町村に配置されています。多久市では6人が日々活動しており、市民のみなさんからのさまざまな人権相談(パワハラやセクハラ、体罰、いじめ、家庭内暴力など)を受け、問題解決のお手伝いをしたり、法務局の職員と協力して、人権侵害から被害者を救済したりするなどの活動を行っています。
学校や保育園・認定子ども園などで、思いやりの心を育むための「人権教室」を開催するなど、子どもたちへの人権教育にも取り組んでいます。また、各義務教育学校や児童センターに「子どもの人権SOSミニレター」を設置しています。子どもたちの悩みを書いた手紙は、法務局へ直送され、個別に返事が届く仕組みです。
このような取り組みにより、一人ひとりの人権が尊重される世界をめざしています。毎月、無料の人権相談日を設けています。秘密は厳守しますので「これは人権侵害なのでは」と感じたときはお気軽にご相談ください。
人権擁護委員

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