参議院で意見を述べました
市長 横尾俊彦(よこおとしひこ)
2月21日 記
2月19日に参議院行政監視委員会に参考人として出席し、意見を述べました。現在の各種行政の実情や地方における実態などを踏まえ、今後の国としての政策評価や改善に活かす審議の参考にされるため3人の参考人が招かれ意見陳述しました。私からは首長を代表しての意見です。のべ36名の議員が参加された委員会室で、薬害エイズ問題でも大いに尽力された川田龍平委員長の進行で行われました。
まず各参考人から1人15分以内で意見発表し、その後、2時間15分の間に各党各会派から9人の質疑に応答しました。
私からは、(1)自治体経営の充実、(2)デジタルガバナンスの推進、(3)DX時代の人材育成(ICT教育を含む)、(4)地方自治体や民間の創造性・活力を伸ばす規制改革、(5)人材確保と人材資源の重要性、(6)2040年問題の克服について述べました。
質疑では多久市の独自の取組みやデジタル改革、市役所業務改革などDXに関する質問が多く、熱心な質疑になりました。
途中ではリアルな会議とオンライン会議のどちらが良いと思うかの問いもあり、双方のメリットを活かせるように選択活用できる体制が好ましいとコメントしました。実際、この会議に直接出席したからこそ、国会の空気感や委員の皆さんの質問趣旨を直に感じることもでき、それぞれ細やかに回答できました。貴重で有意義な時間でした。
発言で特にお願いしたのは、国において望ましい自治体行政マネジメントパッケージを開発し、全国の自治体が利用できるように改革すれば、コスト削減や広域利用、災害時対応も可能になるということです。
今後の国会と政府のリードに大いに期待するとともに、自治体としても努力していきます。
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