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OGI REPO VOL.138

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佐賀県小城市

小城のいろんな話題を突撃レポートするおぎレポ

■会心の作品が美協展一席の快挙!
北川瑞季(きたがわみずき)さん(芦刈町)

北川瑞季さん(高3)が描いた「ふける」が、第105回佐賀美術協会展の洋画部門で最高賞の一席に輝きました。小さい頃から絵を描くことが好きで、絵に関する仕事につきたいと現在は佐賀北高等学校芸術科美術専攻で学んでいます。
「高校生になり、自分の考えを描くことが楽しくなりました。文字に書き起こし、どんな絵にするか構想を練るのですが、なかなか案が出なくて焦ることもあります」と制作に取り組む誠実さは教師からも高く評価されています。
同展への挑戦は2度目で、昨年の初挑戦では技術が足りず、描ききれなかった悔しさもあり、高校最後の美協展は一番大きい作品に挑戦しようとF100号(1,620×1,303mm)に挑みました。
「校内のトイレで暖かい日差しに包まれていたら、小さい頃の記憶が思い出されました。記憶自体は温かいけれど、あの頃の無垢な気持ちは今の自分にはないことを感じた焦燥感を表現しました。こだわりは好きなピンクを使い、タイル1枚1枚の色が異なるところです」と北川さん。さらに幼少期の写真を織り交ぜたコラージュで異質な感じを表現。
一席の報告を聞き、驚いたとともに手応えがあった作品で結果を出せたことで自信にもつながりました。
「自然が豊かな小城で育ったことで、季節ならではの匂いや景色など、強く四季を感じられることが私の感性につながっているように思います。小城駅前の通りが古風な感じで素敵なので描いてみたいです」とさらに制作意欲を燃やします。

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