■虐待に気付くきっかけはこんなことから
虐待の起こりやすい状況や、子どもや保護者の様子から虐待に気付くこともありますが、これらの要因が当てはまる家庭全てに虐待が起こるわけではありません。周囲のサポートがあれば虐待は起こりにくくなり、むしろ虐待に至らない家庭の方が多いのです。
▽子どもの様子
・体に不自然な傷やあざがある
・いつも不潔にしている
・表情が乏しく、笑顔が少ない
・他の子どもに対して乱暴である
・家に帰りたがらないなど
▽生活環境
・保護者が虐待を受けて育ってきた
・著しく不衛生な生活環境
・経済的困窮など
▽保護者の様子
・育児に対する不安やストレス
・医療に繋がっていない精神障がいや、依存症などの疾患
・親族・地域社会との交流がない
・配偶者からの暴力(DV)があるなど
▽虐待かも?通告するのが国民の義務です!
確証がない、実際に見ていないなど、本当に虐待かどうか分からないケースもあります。しかし「虐待かも…」と少しでも思ったのであれば、その親子に対してあなた自身が何かしらの心配を感じたということです。それを無かったことにしないでください。
▽でも、もし間違いだったら…通告=逮捕ではありません
虐待があったかどうかの判断は通告を受けた後に専門機関が慎重に行います。実際に虐待が起こっていなくても、困難さや悩みを抱えた親子からSOSが出ている可能性があります。あなたからの連絡が、苦しい思いをしている親子を救うきっかけになるかもしれません。
相談先:
有田町役場子育て支援課【電話】25・9200
佐賀県北部児童相談所【電話】0955・73・1141
児童相談所全国共通ダイヤル【電話】189(イチハヤク)
詳しくは子育て支援課
【電話】25・9200
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