LEO(レオ)鳥が運んでくるマイセンニュース(132)マイセンの空から

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姉妹都市・マイセンのニュースやドイツ風ビネット(コラム)をお伝えします。

■ドイツ国内最大級のマイセン文学祭で吉島氏が登壇
ドイツ国内最大規模で、1万5千人の来場を見込む読書祭がマイセン市で開催されます。期間中は、多くの家庭が家の庭などを開放して、ワインや面白い本、団らんの場を提供するのが習わしで、そこでは朗読や、書籍の著者と話をするなどさまざまなことが楽しめます。また第14回目となる今回は、マイセン市と姉妹都市関係にある7カ国から参加者がやってきます。
日本からは、私たちの友人で、マイセン市でも有名な吉島幹夫氏が参加します。彼は数十年にもわたり、有田町とマイセン市の姉妹都市交流に尽力されてきました。読書祭では、「リュックサックに磁器を詰めて、幹夫が慣れ親しんだ山に登る」という演目名で、元国際交流員のロベルト・ホルスト氏と一緒に、マイセン市役所前広場と、マイセン磁器製作所に設けられた舞台に立ちます。彼が書いた「九重恋歌」という本と、登山者としての経験談について話しますが、特に私と一緒に黒髪山を登山した時のエピソードや、日本の特徴的な山脈、長く続く姉妹都市関係について紹介する予定です。

▽PROFILE　カイ・レオンハ-ト
ニックネームはレオ。1965年マイセン市生まれ。自営業のアーティスト、デザイナー。マイセン・有田友好協会の共同設立者兼会長。マイセン市の芸術と文化賞の受賞者、ボランティアの有田マイセン友好大使。