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市内には、大雨の際にたまった雨水を河川(筑後川や宝満川)に強制的に排水するためのポンプが、沼川排水機場(下野町)、下野排水機場(下野町)、蓮原排水機場(水屋町)、轟木排水機場(真木町)、前川排水機場(真木町)に設置されています。
しかし、ポンプで排水を続けた場合、大雨による河川の水位上昇に加えて水位がさらに上昇し、氾濫危険水位を超えると、決壊・越水が生じ地域にとって壊滅的な被害を招く恐れがあります(図1)。そのため、大雨の際にもポンプの運転を停止(運転調整)することがあります。運転調整した場合、宅地側の水位は上昇しますが、河川水位が抑えられ、堤防決壊による甚大な被害が発生するリスクが軽減されます(図2)。運転調整は、河川の氾濫を引き起こさないために、やむを得ず行う場合があります。ポンプで排水している地域の皆さんのご理解をお願いします。
[図1]洪水時に排水ポンプを運転し続けた場合
河川の水位が、氾濫危険水位に達した後もポンプを運転し続けると、河川の水位がさらに上昇し、堤防が決壊するリスクが高くなります。
[図2]洪水時に排水ポンプを停止(運転調整)した場合
宅地側の水位は上昇しますが、河川の水位が抑えられ、堤防決壊による甚大な被害が発生するリスクを軽減します。
※図は、いずれも本紙を参照してください
■関連サイト
・『川の防災情報』…川の水位などをリアルタイムで確認できます
・『筑後川水系・矢部川水系流域治水プロジェクト』…鳥栖市を選択すると、鳥栖市の治水対策を確認できます
【HP】http://www.qsr.mlit.go.jp/chikugo/ryuikichisui/index_city.html
問い合わせ:
・筑後川河川事務所管理課【電話】0942-33-9131
・建設課【電話】0942-85-3600
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