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旬トピ!~Timely Topics in HYOGO~(3)

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兵庫県

◆7[播磨]デジタル技術も活用し誰もが楽しく兵庫の歴史を学べます
県立歴史博物館が1年半に及ぶ改修工事を経て、開館40年を迎えた今年4月にリニューアルオープンしました。ユニバーサルデザインも取り入れた新たな展示内容や40周年記念特別展の見どころなどを学芸課長の香川雅信さんに聞きました。(取材・文 本紙編集部)

◇Q.展示コーナーで一番変わったところは。
兵庫県の古代から近現代までの歴史を紹介する「ひょうご五国のあゆみ」を常設したことです。以前は、中世は源平合戦、近世は物流(北前船など)とトピックで紹介していました。一つのテーマに絞った展示は分かりやすい半面、時代の流れを把握しづらいという意見があり、兵庫県の歴史を概観できる内容に刷新しました。
・兵庫の歴史を古代、中世、近世、近現代に分けて紹介。

◇Q.ユニバーサルデザインを意識した点は。
直接手で触れられる「ハンズオン展示」として、仏像とこま犬のレプリカ、点字付きの篠山城の絵図を作成しました。また、スムーズに移動しやすいよう動線を十分に確保し、館内の案内サインにピクトグラムを採用しました。

◇Q.新たに導入したスマートフォン活用のサービスとは。
アプリをインストールすれば展示品の音声解説を聞けます。新設のAR着付け体験コーナーでは十二単や甲冑を仮想着用した写真を撮影できます。
・画面に現れた衣装に合わせてパチリ。

◇Q.40周年記念特別展の見どころは。
これまでの数々の展覧会をポスターや展示品、学芸員のコメントなどで振り返ります。当館は1987(昭和62)年に公立博物館で初めて「妖怪」をテーマに展覧会を開催しました。今回も妖怪コーナーを設け、あっと驚く仕掛けを用意しています。子どもから大人まで大いに楽しんでいただける内容です。
・過去の展覧会のポスターがずらりと並びます。
・妖怪コーナーには「播州皿屋敷」で有名なお菊の人形も。

◇開館40周年記念特別展
「HISTORY OF MUSEUM -れきはくの〝これまでと〝これから-」
日時:6月18日(日)まで ※月曜休館
料金:一般1,000円、大学生700円、70歳以上500円、高校生以下無料

◇開館40周年記念特別展のペアチケットを5人にプレゼント
応募方法は本紙7面へ

問合せ:県立歴史博物館
場所:姫路市本町68
【電話】079-288-9011【FAX】079-288-9013
「兵庫県立歴史博物館」検索

◆8[県全域]優れた建築物やまちづくり活動を表彰「人間サイズのまちづくり賞」
県では、安全・安心のまちづくり、魅力・挑戦のまちづくり、持続・循環のまちづくりに取り組む団体・個人、優れたまち並みや建築物を表彰しています。本年度の募集は6月16日(金)が締め切りです。応募をお待ちしています。(県都市政策課)

◇部門
・まちなみ建築
・まちづくり活動
・花緑
各部門で人間サイズのまちづくり賞(知事賞)と人間サイズのまちづくり奨励賞(部長賞)を授与します。

◇受賞者の声
西小おやじの会(西脇市) 2022(令和4)年度まちづくり活動部門知事賞
市立西脇小学校の児童・卒業生の親が中心となって、子どもたちの思い出づくりを目的に年3、4回イベントを企画・開催しています。昨夏の肝試しには全校生の4割に当たる160人が参加しました。核家族化や少子化により、今の子どもたちは日頃から遊びの体験や世代間交流の機会が減っています。イベントを通して地域の大人たちと交流することで、地元への愛着を深めてほしいと願っています。(代表 肥田雅之さん)
・校内で催した肝試し。築約90年の木造校舎は20年度のまちなみ建築部門で知事賞を受賞しました。

問合せ:県都市政策課
【電話】078-362-4324【FAX】078-362-9487
「人間サイズのまちづくり賞」検索
※応募方法など詳しくは県ホームページで確認してください

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