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旬トピ!~Timely Topics in HYOGO~(2)

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兵庫県

◆4[摂津(神戸・阪神)]黄金埋蔵伝説が残る古墳が県指定史跡に
3月、芦屋市にある「金津山古墳」が県指定史跡に指定されました。古墳時代に造られた前方後円墳で、当時の全長は約55mと阪神地域では大規模であり、江戸時代の地誌「摂津名所図会」にも描かれています。また、名前の由来にもなった黄金埋蔵伝説が地域に語り継がれてきたことなどから、歴史的・文化的価値が高いと評価されました。円筒埴輪や鶏形埴輪といった主な出土品は芦屋市立美術博物館で見ることができます。(県教育委員会文化財課)

・前方部は失われ、後円部(墳径約41m)のみが現存しています。
金津山古墳
場所:芦屋市春日町3

問合せ:
県教育委員会文化財課【電話】078-362-3784【FAX】078-362-3927
〈現地については〉芦屋市教育委員会生涯学習課【電話】0797-38-2115【FAX】0797-38-2072

◆5[丹波」検索新茶の季節にスタート! 丹波篠山茶を五感で味わうツアー
丹波篠山市の味間(あじま)地区は平安時代から茶の栽培が盛んで、県内の出荷量の約7割を占めています。歴史ある茶の魅力に触れてもらおうと、生産組合では今年も5月から体験ツアー「1200年続く丹波篠山茶のヒミツ旅」を実施します。組合員による茶葉の解説、茶畑での写真撮影、加工工場の見学、3種類の茶の飲み比べが楽しめるほか、オプションで茶娘の衣装レンタルや茶摘み体験もできます。(丹波篠山茶生産組合組合長 原田勇さん)

・茶娘の衣装を着て映える写真が撮影できると人気です。

◇体験ツアーの流れ〈90分~120分〉
茶娘の衣装に着替え※➡丹波篠山茶の解説➡茶畑での撮影、茶摘み体験※➡加工工場を見学➡お茶の飲み比べ体験➡着替え、お土産購入
集合場所:丹波篠山茶生産組合(丹波篠山市味間奥10-1)
開催日:5月~9月の金曜、土曜 ※時間など詳しくは予約サイトで確認してください
料金:5,500円(小学生以下無料)
※茶娘の衣装レンタル(2,500円)と茶摘み体験(2,000円)はオプション
申し込み:予約サイト「アソビュー!」から「アソビュー 丹波篠山茶のヒミツ旅」検索

◇丹波篠山茶を5人にプレゼント
応募方法は本紙7面へ
※煎茶200g、緑茶とほうじ茶のティーバッグ(各20個入り)

問合せ:丹波篠山茶生産組合
【電話】079-594-2210【FAX】079-506-2299

■ひょうごのSDGs 県や県内の企業・団体が進めるサステナブルな活動を紹介
◆6[播磨]カモミールで環境保全と地域活性化に取り組んでいます
姫路市夢前町山之内地区では、(株)香寺ハーブ・ガーデンと地域住民が協力してカモミールを栽培し、さまざまな製品に加工しています。同社社長の堀内丈寧さんにお話を聞きました。(取材・文 本紙編集部)

◇Q.取り組みの経緯は。
山之内地区は平均年齢80歳を超える限界集落です。多くの人に足を運んでもらえる名所をつくることで地域を活性化するとともに、環境保全にもつながればと11年前、休耕田3haを活用してカモミールの無農薬栽培を始めました。毎年5月初旬から下旬にかけて花が咲くので、ボランティアを募って収穫しています。

◇Q.製造の流れは。
摘み取り後すぐに畑の近くにある旧山之内小学校を活用した工場でエキスを抽出し、化粧品やお茶などに加工しています。その日のうちに作業をするので、香料を使わなくてもしっかり香りを楽しめるのが特長です。隣接する旧山之内幼稚園を改装したレストラン内で販売しており、一部の商品は「山之内ブランド」と名付け、利益の半分を地域に還元しています。
・カモミールを中心にした多彩なハーブ製品を販売。

◇Q.今後の展望は。
近隣の地区にももっとカモミール畑を増やし、夢前町を一大生産地にしたいです。5月の第2、第3週の木曜から日曜と第4週の木曜から土曜には、キッチンカーや食べ物・物販のブースが並ぶマルシェを開催します。ぜひお越しください。

◇カモミール収穫ボランティア募集中
前日までに電話またはEメールでへ
※日時はホームページで確認してください

問合せ:香寺ハーブ・ガーデン
【電話】079-232-7316【FAX】079-232-7306
「香寺ハーブ・ガーデン」検索

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