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【特集】三田市の表彰(2)

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兵庫県三田市

▽産業功労
勢戸(せと)崇市(たかいち)さん-下相野(しもあいの)-
畜産業において安全安心の自社ブランドを開発。精肉卸および小売業、レストラン経営なども行い、全国への食肉の流通、販売の促進に努められ、産業の発展に大きく貢献されました。

[受賞に寄せて]
三田の人に三田のものを食べてほしいとの思いで畜産の仕事に携わり50年以上になります。数ある食肉の中で「三田牛が一番だ」という自負が私にはあります。安全安心にこだわり、先代の父や先人たちが築いた基礎を大事に引き継ぎ、「三田牛」を守るため奮闘してきました。好きだからこそ続けてきた仕事ですが、一緒に頑張ってくれる仲間や、三田牛を認めてくれる地元の人たちに恵まれ、今「この仕事をしてよかった」と思えることに感謝しています。

▽産業功労
堂本(どうもと)啓次(けいじ)さん-小柿(こがき)-
平成20年から令和5年までの15年にわたり三田市農業委員を務め、会長職務代理も務めるなど委員会活動の発展に大きく寄与されました。また農事組合法人小柿営農の立ち上げに尽力され、農業振興に貢献されました。

[受賞に寄せて]
地域は、そこに暮らす人々にとって大切なふるさとです。皆のふるさとを守りたいとの思いで取り組んできました。
組合で農地を預かる人も預ける人も「地域の農地を守りたい」という思いは同じです。
代々受け継いだ農地を耕作できなくなったり手放したりするのには、よほどの事情があり苦渋の決断のはずです。高齢化や後継者不足などの課題があり厳しい時代ですが、互いに力を出し合い、皆で地域を守っていきたいです。

▽産業功労
福井(ふくい)徳忠(のりただ)さん-上相野(かみあいの)-
平成22年から29年まで三田市農業委員を、29年から令和5年まで農地利用最適化推進委員を務められました。また農協の理事・総代や、上相野営農合同会社の代表も務められるなど、地域農業振興に大きく貢献されました。

[受賞に寄せて]
農業委員は法律に基づき、中立の立場で厳正に判断しなければなりません。時には厳しいことを言わなければならないこともありました。一方、最適化推進委員や一人の農家として支援にも力を入れてきました。いずれも「三田の農業を守りたい」という思いがあるからです。高齢化が進む中、頑張ってくれる若い世代もいます。ドローンなど新しい技術の導入なども行い、農家や農地を守る取り組みを今後も続けてまいります。

▽教育功労/文化功労
髙田(たかだ)義久(よしひさ)さん-三田(さんだ)町-
市を代表する郷土史研究者として、書籍の刊行や講演、市・市民団体への助言など、研究と普及に努められました。また市立学校で使用する「ふるさと読本」や道徳教材の刊行にも携わり、教育の推進に大きく貢献されました。

[受賞に寄せて]
「三田の人たちが日本中で活躍していたことを、1人でも多くの人に知ってほしい」。その思いから、時間さえあれば郷土史研究に打ち込んできました。毎日仕事から帰っては資料を読み込み、休日には全国各地を飛び回り、三田ゆかりの人物を訪ねました。書籍やテレビドラマなどの制作に携わるうち、講演を頼まれたり、全国から三田ゆかりの人が訪ねてきたりするまでに。自分にできることを続けてきたことが実を結び、うれしく思います。

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