赤穂保健所管内に住む80代の女性が発熱の症状を訴え、救急搬送され、「重症熱性血小板減少症候群(SFTS)」を発症しました。SFTSは、マダニが媒介する発熱や下痢などを引き起こすウイルス性の感染症で、致死率も10%から30%と高く、死者も出ていると報告されています。
春から秋のマダニの活動が活発になる時期に備え、4月27日に赤穂郡医師会主催で「第1回マダニ媒介感染症対策連絡会議」が行われ、赤穂健康福祉事務所、猟友会、役場関係課が出席し、関係機関との連絡調整を図りました。
■畑仕事や山、草むらで活動するときは、次のことに注意しましょう!
▽マダニにかまれないために
・活動時、肌の露出を少なくしましょう
帽子、手袋を着用し、首にタオルを巻くなど
・長袖、長ズボン、登山用スパッツなどを着用しましょう
シャツのすそはズボンの中に、ズボンのすそは靴下や長靴の中に
・足を完全に覆う靴を履く
サンダルなどは避ける
・明るい色の服を着て活動しましょう
マダニを目視で確認しやすく
上着や作業服は、家の中に持ち込まないようにしましょう。また、屋外活動後は入浴し、マダニにかまれていないか確認しましょう。
▽マダニにかまれたら、医療機関へ
・無理に引き抜こうとせず、医療機関(皮膚科など)で処置してもらいましょう
・数週間程度は体調の変化に注意し、発熱などの症状が現れたらすぐに診察を
下の本紙二次元コードから、マダニに関する情報を見ることができます。(町ホームページにアクセスします)
問合せ:健康福祉課
【電話】52-1114
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