歯周病は、歯と歯茎の間にたまった歯垢(しこう)の中で繁殖した歯周病菌が、歯茎に炎症を起こす感染症です。放っておくと歯を支える骨が溶け、歯が抜ける原因になります。また、ほかの病気にも影響があることを知っていますか。
歯茎から血管に菌が侵入すると血管を狭めて動脈硬化が進行し、心筋梗塞や脳梗塞につながります。また、歯周病は糖尿病の合併症でもあります。合併すると歯周病の炎症物質によってインスリンの効き目が悪くなり、糖尿病が悪化するなど、互いに悪影響を及ぼします。
歯周病予防には、セルフケアだけでなく、定期的な歯科検診で徴候を見つけることが重要です。
市では、41歳、51歳、61歳、71歳の人(令和6年3月末時点)に向けて、歯周疾患健診が300円の自己負担で受けられる「歯周疾患検診受診券」を送付しています。がん検診の無料受診券対象年齢に併せて実施しています。この機会に身体だけでなく、口腔のメンテナンスを行いましょう。
問合せ:健康課(健康センターミルネ内)
【電話】88-5750
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