◆口の衰えは全身の機能低下につながります
「かたいものが食べにくい」「むせることがある」などの口の不調は、もしかすると「オーラルフレイル」かもしれません。口の機能が衰えると、やわらかいものばかり食べるようになり、徐々に噛む機能が低下し食事が楽しめなくなります。また、食欲低下から栄養状態や全身の機能が低下していきます。進行すると、誤嚥(ごえん)性肺炎、糖尿病、認知症、閉じこもり、うつなどさまざまな病気につながります。
体の筋肉が弱ってきたら筋トレと同様に、口の周りの筋肉を動かしてトレーニングすることが大切です。日頃から丁寧な歯磨きで口を清潔にし、毎日の食事をよく噛んで食べることで口の筋肉を強化することができます。
かかりつけの歯科医院や町の特定健診で歯科健診を受けることが、口の機能の衰えや病気の早期発見につながります。
問い合わせ:健康福祉課 健康増進室
【電話】82-0661
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