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特集 広報担当の青春日記2023夏 #がんばれ多可町っ子(1)

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兵庫県多可町

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■多可町っ子ファイル1 悲願の日本一 #柔道女子 #金メダル
◆足立美翔(みと)さん(多可町出身)
3歳から父、姉の影響を受けて真道館ジュニア柔道クラブに入団。
小学校卒業後、柔道を続けるため、夙川中学校へ進学。その後比叡山高校柔道部に入部。
今年8月の全国高等学校総合体育大会(インターハイ)に出場し、48kg級で優勝。
9月の全日本ジュニア体重別選手権大会48kg級で第3位。

▽3歳から柔道の道へ
「ずっと日本一になるためにやってきました。」
比叡山高校柔道部に所属する足立美翔さんは、多可町出身の高校3年生。
3歳のころ、父、姉の影響を受けて真道館ジュニア柔道クラブに入団しました。
美翔さんはめきめきと実力を伸ばし、小学生のころから全国大会に出場するなど、姉の光さんとともに、注目される選手に成長しました。
「辞めたいと思うことはなかったです。しんどいときはあったけど、もうやるしかない。人よりも3倍努力、を心がけていました。」
中学入学と同時に柔道に専念するために夙川中学校に進学。親元を離れ、練習に打ち込みました。
「寮生活の中で、洗濯とかも自分でやるようになって、少しは周りを見れるようになったかなぁ。」

▽強豪校へ進学
中学校卒業後、姉・光さんの後を追い、比叡山高校に進学した美翔さんは、全国から集まった選手とともに、小さい頃からの夢である日本一を目指しました。
「みんなが日本一を目指している。レベルも意識も高い。こういう環境で練習を積み重ねて、自分も日本一になると必死でした。」

▽しんどかった2年生
天真爛漫。
この言葉がぴったりの明るくて元気な美翔さんですが、練習のブザーが鳴ると、一瞬でアスリートの顔へと切り替わります。凛とした空気の中で、2時間ほぼ休憩なし。美翔さんの集中力が途切れることはありません。
「高校1年生のときは、全国高校総体(インターハイ)で3位、選手権大会で2位という結果だったんですけど、2年生になって、思うように結果を残せない日々が続いて。でも周りはどんどん結果を残しているから、焦りがありました。去年1年間は一番しんどかったです。」
そんな悔しい1年間を乗り越えて挑んだ今年の全国高校総体。
美翔さんは、48kg級で悲願の優勝を掴み取りました。「『集中・執念・我慢』。しんどかった時期に、この言葉を胸にがんばってきました。高校生というカテゴリーの大会は、これがラスト。やり切ろうという思いで挑みました。」
もちろん美翔さんにとって、これがゴールじゃない。
「柔道は、自分の人生そのものです。」

◆ここからが勝負
比叡山高校柔道部
顧問 米富和郎(かずお)さん
明るくて天真爛漫。柔道に対しては真面目で努力家。
小さいころからずっと2番、3番が続いていて、日本一は一番の目標でした。
強い選手に対しても大きな舞台になればなるほど思い切って楽しむ、本人の力を発揮するタイプです。
今回、日本一を手にすることが出来たのも、地道な努力の積み重ねです。
ここで満足することなく、世界的な選手になってほしい。

◆比叡山高校柔道部
福田大和(やまと)さん
明石市出身で比叡山高校3年生。美翔さんと小学校時代からの友人でもある。全国高等学校総合体育大会(インターハイ)60kg級で2連覇を達成。

小学校のころから知っていて、練習も一緒にやっていますが、黙々と努力を重ねてきた選手です。
今まで実力はあったけど、日本一まで届かなかった。今回、努力してきたことが報われたと思います。
大学では離れるけど、常にライバル的存在。切磋琢磨して結果を追い求めて、日本一の次は世界一を目標にお互い頑張っていきたいです。

■多可町っ子ファイル2 何足のわらじ? #挑戦 #多可町愛 #大好き
◆内海征剛(せいご)さん(多可高校3年生)
中町中学校出身。多可高校で生徒会長を務めた。ディセット部、陸上部、野球部などを兼務。地域活動にも積極的に参加する。

▽生徒会長への挑戦
「生徒会長はずっとやりたくて、立候補しました。」
多可高校に通う内海征剛さんは、高校入学後、生徒会に所属し、1年生から体育委員長に立候補。その他にも、ディセット部、陸上部を掛け持ち、2年生で生徒会長に就任しました。さらには3年生で野球部に入部。何足のわらじ?と数え切れない顔を持ちます。
「小学校、中学校と児童会、生徒会に所属して、すごく楽しかったから絶対に生徒会に入ると決めていました。先生や生徒みんなとのコミュニケーションを取りながら、学校行事を自分たちで作っていくことにやりがいがあります。」
そんな内海さんですが、思い描いていた高校生活と違う部分もありました。
「コロナ禍でみんなマスク、体育大会、妙見祭は規模縮小と、思っていた高校生活とは少し違いました。」
生徒会長として先頭に立つことの難しさにも直面しましたが、持ち前のポジティブ思考と人が好き!という思いで乗り越えました。

▽難しいことほど選べ
「一番の転機は中学校の部活動。いろいろ悩んだときに、お父さんが一番しんどいほうを選べ、と言ってくれて、剣道部に入りました。難しいことに挑戦する、立ち向かうことを3年間で学びました。」
3年生になってからの野球部への入部も、挑戦でした。
「顧問の先生から、今年は単独で出場したいという熱烈オファーを受けて入りました。何もわからない中での大会。戸惑いながらだったけど、先生たちに引っ張ってもらって、最後まで楽しむことを大切にしました。」

▽多可町愛が止まらない
内海さんは、学校以外でも人との関わりを大切にしています。
「村の行事にはとにかく参加。ラジオ体操も、ずっと続けています。一人で参加することに恥ずかしさはないです。初めは不安なこともあるけど、それ以上に楽しみたい、仲良くなりたい気持ちが強いです。」
ずっと心にあるのは、多可町が好きという気持ち。
「多可町が大好き!地元大好き!おじいちゃんおばあちゃんも優しいし、もっともっといろいろな人と関わりたいです。」
内海さんの多可町愛は留まることを知らない。
「将来は、結婚してイケメンな育メンパパになりたい!」

※詳しくは、本紙をご覧ください。

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