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「新春座談会」瞳輝く未来の創造に向けて(2)

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兵庫県太子町

◇現在頑張って取り組んでいること
大西:読書と外国語の勉強に取り組んでいます。元々、読書が好きでしたが、高校に入ってからは機会が減ってしまいました。ですが、3年生になってふと学校の図書室に寄ってみると、面白い本がたくさんあり、それがきっかけで読書に取り組むようになりました。また、短大に進学が決まっているのですが、短大でも英語の授業があるので英語の勉強に取り組んでいるのと、台湾訪問に向けて、中国語についても今少し独学で勉強をしています。

西坂:部活で台湾公演、2月に卒業ライブを控えているので、その二つに向けてのステージ作りなどに取り組んでいます。私は音大に進学予定で、音楽による地域創生、活性化について学んでいくのですが、現在のJコーラス部での活動もそれらに結び付くものなので、台湾公演、卒業ライブが高校生活の集大成として大学での学びへの橋渡しとなるよう、精一杯頑張りたいと思っています。

松本:最初にお話した太子町のPR動画の制作と、大学入試に向けた面接練習に取り組んでいます。PR動画ではあすかホールを取り上げて、施設の紹介や魅力などを伝える動画の作成を進めているところです。また、面接練習では、私は人と話したりするのがあまり得意ではないので、この機会に苦手意識を克服できるようにいっぱい練習をしています。

町長:目的を持ってさまざまなことに取り組まれているのはすごいことだと思います。これからもその姿勢で何事にも前向きに取り組んでいって欲しいと思います。

議長:進路や目標に向かって、一歩一歩着実に進んでいることがよく分かりました。今、取り組んでいることの全てが、将来必ず皆さんの力になってきます。楽しみながら頑張ってください。

◇太子町のイメージやいいところ
大西:私が思う太子町のいいところは、地域の皆さんと関わる機会が本当にたくさんあるところです。実際に私もボランティアを通して、太子町の子どもたちや障害者の人などと関わる機会があるのですが、その中で普段学校では関わることのない人たちとたくさん関わることができるというのがいいなと感じています。また、日本語教室を通して海外出身の人とも関われる機会があるので、そういった部分でも多くの人と関わる機会がある太子町はすごくいいまちだと感じています。

西坂:私も大西さんと似ているのですが、太子町はやはり地域のイベントが本当に多くあるなと感じています。町民芸術祭であったり太子会式であったり、地域の交流が生まれるイベントが本当にたくさんあるなと思います。また、町内に飲食店などのお店がたくさんあり賑わっていて、とても住みやすいまちというイメージもあります。

松本:私も少し似ているところがあるのですが、スーパーや飲食店などいろいろなお店がそろっていて便利なところと、一方で自然も多く残っていてそれらも楽しめるところが太子町のいいところだと思います。私は生まれも育ちも太子町ですが、都会と田舎の良さを併せ持ち、落ち着いた雰囲気のあるところが太子町の好きなところです。

町長:皆さんが地域の皆さんとの関わりや交流などに参加される中で、こうしたらもっと良くなるのにと思われることはありますか。

大西:年代を問わず幅広い世代が関われる機会がもっとあればいいなと思います。ボランティアに参加したときなどに、今回は小学生と関わる、高齢者と関わるという風に、関わりの対象が分けられてしまっているなと感じることがあります。小さな子どもから高齢者まで幅広い年代の人たちと一緒にもっと関わっていけたら、より地域の輪が広がっていくと思います。

町長:そのような多世代交流は、人口減少や少子高齢化が進んでいく中でとても大切なことだと思います。町としても住民・企業協働のまちづくりに取り組んでいるところですが、住民の皆さん、企業や団体と行政が連携し合いながら、さらなる地域活性化を図っていきたいと考えています。

議長:関連で皆さんにお聞きしたいのですが、皆さんは太子町のシンボルといえば、どのようなものを思い浮かべますか。

大西:役場です。

西坂:役場と総合公園です。

松本:私も役場です。

議長:その理由もお願いできますか。

大西:私自身、地域交流館をよく利用しているというのが大きな理由です。自習もできる環境なので、すごく気に入っています。

西坂:役場は建物が本当にきれいですごくリフレッシュできる場所だと思うからです。総合公園は昔から横を通るたびに大きな公園があるなというイメージがあったので、その2つが私の中では印象強いです。

松本:私も役場がきれいだなと思うのが大きいのですが、中でもSDGsの色にライトアップされているのがとてもきれいだと思います。

議長:ありがとうございます。私が高校生の頃は太子町のシンボルといえば斑鳩寺という印象でしたが、最近、若い世代とお話をする中で、皆さんと同じように役場と答える人が多くなったと感じています。また、地域交流館で勉強して大学に合格したという声もお聞きしました。以前、議場でのコンサートや結婚式に協力させてもらったことを思い出します。役場を拠点にしたイベント、学びの応援などを進めていきます。

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