市長室だより 次世代への継承

19／24

春らしく穏やかな気候に心和む季節となりました。皆さま、元気にお過ごしのことと思います。
4月は始まりの季節でもあります。子どもたちは入学や入園、そして新学期と新たな環境での生活をスタートさせ、企業などでも新体制が整えられるなど、さまざまなところで“始まり”があります。私も、新年度にあたり気持ちも新たに、まちづくりに臨んでまいります。
令和5年度は、私たちが先人から引き継いできた豊かな自然、歴史、文化、人の営みなどの貴重な財産を次世代の若者にしっかりと継承していくために、「日本一の風景街道づくり」を通じて、各種施策をより一層推進してまいります。さらに「住み続けたい、住んでみたいまち」の実現に向けては、教育・子育て環境をしっかりと守っていくこと、また、地域医療体制を充実させることが重要であると捉えています。
なかでも宍粟総合病院を次世代に責任をもって継承するために、新病院の建設を着実に進めていきます。市民の皆さまには、総合病院をより身近なものとして大切に思っていただき、親しんでいただくことにより、一緒に病院を守り育ててまいりたいと思っていますので、今後ともご協力をよろしくお願いします。
月末よりゴールデンウイークが始まります。コロナ禍による行動制限も緩和傾向にあり、市内も多くの人出でにぎわうことを楽しみにしています。皆さまもぜひ、宍粟の魅力を存分にお楽しみください。
日毎に温かくなってまいりましたが、寒暖の差が激しい時期でもあります。どうぞご自愛いただき、元気にお過ごしください。

宍粟市長　福元晶三