文字サイズ
自治体の皆さまへ

新年度 院長あいさつ

2/32

兵庫県宍粟市

公立宍粟総合病院
院長 佐竹信祐(さたけしんすけ)

■特定中核病院として地域医療を守る
地域の皆さまには、日ごろから当院に温かいご支援をいただきありがとうございます。新年度になり、新しい研修医、専攻医を迎えました。彼らが地域医療に貢献しながら立派な医師に育っていくことを願っております。
令和2年に始まったコロナ禍ですが、当院も対策に追われ、地域の皆さまにはいろいろとご迷惑をおかけしてきました。今年度からは、コロナ対策を保持しながら、本来の地域医療を取り戻すための体制づくりに努めたいと考えております。
当院が特定中核病院として担うべき役割は、救急医療、総合診療、一般医療、周産期・小児医療など、地域にとって必要不可欠な医療であります。そして、患者さんを急性期から回復期まで一貫して受け持ち、在宅医療と連携し、地域包括ケアに貢献することであります。また、高度急性期医療や高度専門医療につきましては、昨年に開設されました県立はりま姫路総合医療センター(はり姫)などの基幹病院と緊密な連携を取っており、難しい病状であっても最適な医療を受けていただけるように尽力しております。来月号で、はり姫との連携の一端を紹介します。
われわれは、この地域の医療を何としても守らなければならないと考えております。そのためには、時代に即した機能を持つ新病院が必要となります。そして、新病院になっても、特定中核病院として、また臨床研修病院として、地域医療を持続可能なものにしていかなければなりません。どうぞご理解とご支援をよろしくお願いいたします。

<この記事についてアンケートにご協力ください。>

〒107-0052 東京都港区赤坂2丁目9番11号 オリックス赤坂2丁目ビル

市区町村の広報紙をネットやスマホで マイ広報紙

MENU