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しそうトピックス(2)

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兵庫県宍粟市

■西日本豪雨から5年 市長ら山崩れ現場で献花「防災意識継承する」
西日本豪雨から5年を迎えた7月6日、山崩れで一人が犠牲となった一宮町公文の現場で、福元市長が市幹部職員らとともに献花しました。現場では当時、平年7月の1か月分に相当する242ミリの雨を観測。山の斜面が崩れ落ちる山腹崩壊と呼ばれる現象が発生しました。今はにぎわいの場になればと、当時民家があった場所に地域住民らがサクラやモミジを植樹しています。花を手向け、黙とうを終えた市長は「防災の意識を風化させず継承する。避難などの情報発信に力を入れ、防災・減災につなげたい」と話しました。

■“妙見”4年ぶりステージイベント にぎわい戻る
「第55回妙見夏まつり」が7月22日、千種小学校グラウンドで開かれました。実行委員会がステージイベントや出店、お楽しみ抽選会を4年ぶりに企画。地元住民など約1000人が来場し、コロナ禍前のにぎわいが戻りました。ステージは千種高校カルチャー部の演奏で幕を開け、続いて市内の和太鼓チーム「弾紅」が登場。迫力ある演奏に観客らは聞き入っていました。シンガーソングライター・HIPPY(ヒッピー)さんのライブでは、会場が一体となって手拍子をするなど盛り上がりが最高潮に達しました。実行委員会会長の堂元篤志さんは「久しぶりに開催ができて、みんなが笑顔になって本当に幸せ」と喜びました。

■加生の小学生ら 避難所生活を体験
山崎町加生地区の子ども会が7月23日、同地区の自治会館で小学生に避難所生活を体験させる催しを開きました。参加した子どもたちは災害時の避難行動や非常用携帯ケースの作り方を学んだほか、夕食は非常食のアルファ化米を実食。高学年は自分たちで組み立てた段ボールベッドなどで一泊しました。杉本大和(やまと・山崎小6年)さんは「ベッドづくりは難しかったけど、いい訓練になった」と話しました。

■生ごみが消滅?「キエーロ」作製講座
土の中にいる微生物の働きで生ごみを分解し、消滅させる「キエーロ」の作製講座が7月30日、いちのぴあで開かれました。参加者らは宍粟材を活用した部品を組み立て、土を入れる箱を作りました。はりま一宮小4年の川戸智加さんは「生ごみが実際にどうやって消えるのか楽しみ」と話しました。市では生ごみの減量化を推進するため、宍粟材を使った「宍粟版キエーロ」の購入費を補助しています。

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