■一般会計予算 231.8億円
令和6年度の一般会計予算は231億8000万円で、昨年度より4億5000万円増となりました。子育て支援や教育環境、地域医療のさらなる充実に重点を置いています。
ほか、宍粟産材の積極的な活用やゼロカーボンの実現に向けた取り組みなど、安心して暮らし続けられるまちを次世代に継承し、将来を見据えた持続可能なまちづくりをめざします。主要事業は本紙4、5ページで。
◇歳入
歳入のうち、市税では、固定資産税が3年に一度の評価替えの年度となることなどから、前年度と比べ、約6300万円の減となりました。
一方で、国県支出金は国の物価高騰対応重点支援地方創生臨時交付金が新たに追加されたことなどにより、前年度と比べ、約5.2億円の増となりました。
◇歳出
歳出では、会計年度任用職員への勤勉手当の導入や給与改定などにより、人件費が前年度と比べ約2.7億円増となりました。
また、市内小中学校を対象に宍粟材を活用した学習机の整備や、ゼロカーボンに向けた市民の意識向上を目的とした森林環境ポイント制度を開始するための予算を計上しています。
■会計別予算額の内訳と前年度比増減
国民健康保険診療所の会計が一宮北診療所の医師の雇用と火・水曜日の午後診療の開始などにより、昨年度より3.4パーセント増加しています。
◇特別会計
◇公営企業会計
◇基金残高の推移
市の貯金といえる基金の残高は、令和6年度末時点で80億3819円となる見込みです。
※土地開発金、その他定額運用基金を除く
・前年度(83.8億円)と比べ、3.4億円減る見込みです。
◇市債残高の推移
市の借金といえる市債の残高は、令和6年度末時点で448億7881万円となる見込みです。
・前年度(470.3億円)と比べ、21.5億円減る見込みです。
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