■新春メッセージ
新理念のもと、より充実した医療を皆さまに!
病院事業管理者 難波 光義
1976年大阪大学医学部卒業後、同大学医学部附属病院第2内科で糖尿病に関する研究と診療に従事。1983年から1年間、英国ロンドン大学ハマースミス病院内の内分泌学講座に留学。
2000年に兵庫医科大学へ移り、同大学糖尿病科教授を経て、2015年より同大学病院長。2019年4月に市立病院総長として着任し、2021年より現職。
市民の皆さま、明けましておめでとうございます。
2024年は宝塚市制70年の節目の年に当たりますが、市立病院も小浜の地に産声を上げて、満40年となります。
病院建物の老朽化は着実に進行しつつありますし、市民の皆さまに、より安全でより快適な次世代医療を提供するためには、IT化、DX化による新たな情報システムの応用に加えて、新時代の検査・治療機器の導入も必要となります。本院では、現在、市民の皆さま、関連大学や学識経験者の方々のご意見を伺いながら、現病院の経営改革とともに新病院建設に向けての検討を進めています。
今年は「甲辰(きのえたつ)」の年です。甲はご存知のように、十干(じっかん)の最初に当たる年ですので、心機一転、新しいことに取り組むべき年になりますし、辰はまさに「龍」が皆さまの前に現れて、おめでたいことを起こしてくれるような予感がします。
このたび、市立病院の新たな基本理念を本院の全職員から募集し、「患者さんに寄り添い、地域から信頼される病院になります」と決定しました。
全職員がこの理念のもと、自らの能力を高めるための研鑽(さん)を重ねつつ、さらにチームワークで個々の力をパワーアップし、この地域のエッセンシャル・ワーカーとしての務めを果たしてまいります。
甲辰の年頭にあたり、市民の皆さまの本院への変わらぬご支援をお願いします。
◇新理念
患者さんに寄り添い
地域から信頼される病院になります
■エフエム宝塚(83.5MHz)「市立病院の得した気分!」
日時:1月13日(土)17時20分~17時50分
(再)1月14日(日)19時~19時半
テーマ:新理念のもと、より充実した医療を皆さまに!
出演:病院事業管理者 難波 光義
■がんサロン「セキレイ」(対面式とZoomの同時開催)
がん患者同士の不安や悩み、体験を話す交流の場です。
日時:1月17日(水)15時~15時40分
場所:がん診療支援センター(現地参加は予約不要。開始10分前までに直接会場へ)
対象者:がん治療中の人とその家族
(当院を受診していない人でも参加可能)
問合せ:同センター
【電話】87・1161
問合せ:市立病院
【電話】87・1161【FAX】87・5624
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