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自治体の皆さまへ

人とつながり支えあう(4)

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兵庫県川西市

■特技や経験を生かしてボランティアちょっとだけやってみませんか
市内のボランティア活動センター登録グループの中から、特技や趣味などを生かした活動内容を紹介。他にもボランティア活動は数多くあります。
詳しくは市社会福祉協議会【電話】072-759-5200へ。
・誰かの役に立ちたい
・友達・仲間を増やしたい
・健康のため体を動かしたい

○音楽
・各種施設や地域のイベントでマンドリンやギター、クラシックギター、ハーモニカ、和太鼓などを演奏
・福祉施設やイベントでアンサンブルや児童コーラス

○運動
・ハイキングで健康維持・増進するイベントの運営
・健康維持のための「いきいき健康体操」「健康吹き矢」や講演会の開催とボランティアの育成
・フラダンスで高齢者・介護者と親睦を図る
・モルックを通して地域のコミュニティを活性化
・モルック棒を使ったヨガで、心と体を整える活動
・社交ダンスや健康体操で高齢者の介護・認知症予防

○文化活動
・市立桜が丘小学校の児童にお花とお茶を教える
・着物の着付け講座やワークショップなど和文化、日本の工芸を守り伝えていく
・お茶会や囲碁などで高齢者の介護・認知症予防
・よさこい踊りや大正琴、詩吟、剣舞などをイベントや福祉施設などで披露

○その他
・子ども会や老人クラブ、幼稚園などでマジックショー
・アロマテラピーやハンドマッサージを通して元気や癒しを届ける活動とボランティアの育成

◇地域人材マッチング制度
活動したい市民(地域人材)と地域団体を結びつけるための仕組み。詳しくは市民活動センター【電話】072-759-1826へ。

◇福祉と医療の総合情報サイト「かわナビ」
ボランティア情報や福祉施設など社会資源を集約したシニア向けサイト。詳しくは介護保険課【電話】072-740-1148へ。

■市長メッセージ
地域福祉はみんなが主役
市長 越田謙治郎
地域福祉を担うのは、これからも地域で暮らす一人一人。主役は皆さんです。
行政の福祉は、年齢や所得、障害等級、要介護度などで対象者を決め、サービスを提供する制度です。同条件の人が同じようにサービスを受けられるメリットがあります。
一方で、制度と制度のはざまにいる人や自ら助けを求められない人に、支援が届きにくいという課題があります。
そこで大切なのが住民主体の地域福祉活動です。その目的は、困っている人や困るかもしれない人に寄り添い、必要な支援につなげることです。また、制度と制度のはざまにおられる方に気付き、新たな制度づくりにつなげるプロセスでもあります。
当然、そのプロセスでは行政もともに解決に向けて取り組みます。市も従来の縦割りではなく、一人一人の困りごとに寄り添うための体制の整備を続けており、地域福祉の中心的な役割を持つ社会福祉協議会に対して、最大限のバックアップを行っています。
現状の最大の課題は持続可能性です。支援が必要な高齢者が増える一方、定年延長で地域活動の人材が不足しています。ただ、地域福祉の原点は、支援する人とされる人が固定化するものではなく、お互いに支え合うこと。支援を受けていた人が、支援する側になることもあるのです。
今回紹介した最前線の活動だけではなく、小さな参加の積み重ねが大きな福祉につながります。興味を持った方は、市や社会福祉協議会にご連絡いただければと思います。

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〒107-0052 東京都港区赤坂2丁目9番11号 オリックス赤坂2丁目ビル

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