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自治体の皆さまへ

もしも今、大規模地震が起きたら、あなたはどう行動しますか?

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兵庫県新温泉町

1月1日に能登半島地震が発生しました。本町でも地震による揺れと、津波や土砂災害の危険性が高まりました。地震はいつ発生するかわかりません。もし、地震・津波・土砂災害の脅威にさらされたとき、皆さんはどう行動しますか?
災害時に自分の命を自分で守ることができなければ、大切な家族を守ることもできなくなります。今一度、災害時の行動について考え、災害に対して備えましょう。

■地震から身を守りましょう
大きな地震が発生した際、一瞬の判断が生死を分けることもあります。いざというときに「慌てず落ち着いて」行動するための基本パターンを覚えておきましょう。

■能登半島地震の際は…
1月1日の能登半島地震では、津波や土砂災害の恐れがあったことと、素早く安否確認を行うため、町内全域に避難指示を発表し、浜坂地域では多くの方が避難所や高台に避難しました。
地震は、津波だけでなく、家屋の倒壊や土砂崩れによる被害が多いため、それらの危険性を認識し、まずは避難しましょう。
また、今回は夕方から夜にかけての避難ということもあり、避難者からはカイロなどの防寒具を求める声が多く寄せられました。避難する際は、状況に応じた服装と携行品が必要になります。

■災害に備えましょう
災害発生時に命を守るには、日ごろからの備えが重要です。あらゆる場面を想定して、いざというときに適切な対応を行えるよう、備えておきましょう。

(1)災害時の行動を事前に決めておきましょう
・家族や周りの人と話し合って、避難場所や安否確認の方法を決めておく。
・それぞれの災害に応じた避難所、避難経路を確認する。
・ハザードマップを確認し、津波や土砂災害などの危険が予測される地域を確認する。
※危険が予測される場合は、即時避難を想定することが重要。

(2)災害時の必需品を備えましょう
・季節や天候なども想定した備えが必要。
・大規模災害が発生すると、ライフラインや流通機能がストップする恐れがある。
・災害時に必要なものは災害発生からの時間経過に応じて変化するため、避難するときやライフラインが止まったときなど、状況に応じて考える。

▽非常持出品、備蓄品のポイント
・持病の薬やアレルギーの対応食など、まずは命にかかわる必需品を優先する。
・食料、飲料水は最低3日分は用意する。
・リュックなどに入れて、玄関や寝室などの持ち出しやすい場所に保管する。
・定期的にチェックし、季節に応じて必要なものが揃っているか確認する。

■災害時の情報収集
災害発生時は、適切な情報収集が生命線となります。避難情報、被害状況、交通手段やライフラインの復旧状況、支援の状況、気象庁の防災気象情報などを集めることが、安全の確保や気持ちの安定につながります。スマートフォン等にプッシュ通知で情報をお知らせするツールは特に有効な情報収集手段です。新温泉町では「ひょうご防災ネット」、「町公式LINE」で災害に関する情報を発信しますので、ぜひ登録をお願いします。(能登半島地震の際にも情報をお届けしました。)

▽ひょうご防災ネット
・災害時の避難勧告や避難指示などの緊急情報や、防災・防犯等に関する情報、気象情報などをお知らせします。
・防災行政無線を放送した際に、プッシュ通知でお知らせし、聞き直しができます。

▽新温泉町公式LINE
・災害に関する町の情報を随時お届けします。
・いざというときのために、友だち登録をお願いします。
・緊急時には災害モードに変わります。

問合せ:町民安全課防災安全室
【電話】82-3120

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