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自治体の皆さまへ

気づいていますか?あなたのこころのSOS 大切なひとのSOS

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兵庫県新温泉町

~3月は『自殺対策強化月間』です~
気づいていますか?あなたのこころのSOS 大切なひとのSOS

自殺対策基本法では、月間自殺者数の最も多い3月を「自殺対策強化月間」と定め、全国で自殺防止に向けた集中的な啓発活動を実施しています。新温泉町でも、「誰も自殺に追い込まれることのない社会」の実現に向け、自殺予防のための取組(相談事業や啓発活動などの強化)を実施しています。
自殺の背景・原因には、身体やこころの病気などの「健康問題」、多重債務などの「経済・生活問題」、いじめなどの「学校問題」、長時間労働などの「勤務問題」など様々な要因があります。自殺は、様々な要因が複雑に関係しており、その多くが追いこまれた末の死といえます。これらの問題は、決して特別なものではなく、誰にでも起こりうるものです。『つらい』、『逃げたい』と思ったら、一人で悩まず相談してみませんか?

眠れない・食欲がない・何も楽しめない・消えたい
このような気持ちは『こころのSOS』あなたの悩みを話せるところがあります

■相談窓口

■令和5年度における新温泉町の「自殺予防」に関する取組
▽ゲートキーパー養成講座を開催しました
11月19日、浜坂多目的集会施設でNPO法人ゲートキーパー支援センター理事長の竹内志津香さんを講師に迎え、「つらい気持ちに寄り添うために」をテーマにゲートキーパー養成講座を開催しました。ゲートキーパーとは、悩んでいる人に気づき、声をかけ、話を聴いて、必要な支援につなげ、見守る人のことをいいます。
竹内先生は講座の中で、自殺は様々な要因が重なった末に追いこまれた死であること、人から見たら良いことでも自殺のきっかけになるとなどを説明され、普段と違う言葉や感情、体調等でちょっとおかしいなという自殺のサインに気づくことが自殺予防になると話されていました。相談者の話を聴く際は、「心のスイッチを入れる」ことがポイントで、「今から特別な聴き方で聴こう」とすることで、しっかり話を聴くことができることを、実演を交えながら学びました。

▽若年層に向けた取組に力を入れています
町内の中学1・3年生を対象に養護教諭と保健師と協働で、「自分を大切にしよう~ストレスへの対処法~」というテーマでSOSの出し方に関する授業を行っています。
社会生活でつらい気持ちになったとき、適切な援助希求行動を促し、自分を大切にすることができるよう、養護教諭と担任、保健師が連携し授業を実施しています。
授業では、動画とグループワークで、ストレスの対処法や相談することの大切さを学び、それぞれのストレス対処夢が丘中学校3年生の授業の様子(11月13日)法について意見交換を行い、お互いの「いいね」を気づきあいました。
中学3年生には、今後の生活でしんどいときなどの相談先が掲載された新温泉町オリジナルのクリアファイルを卒業記念として配布しています。

▽自殺予防図書館キャンペーン
「自殺対策強化月間」の取組として、3月1日から1か月間、加藤文太郎記念図書館の1階入口にて、「自殺予防図書館キャンペーン」の一環として、「こころ」をテーマにした関連書籍などの展示を行います。

こころやからだの不調を感じたときは、身近な人や相談機関に話してみましょう。
誰かに話すことで、気持ちが楽になることがあります。

問合せ:健康福祉課健康推進係
【電話】99-2940

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