ふくしの窓口から～つながり便り～

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●認知症高齢者等総合支援事業
市では、認知症高齢者やその家族の人が安心して外出したり生活するために、「認知症高齢者等SOSネットワーク事業」を実施しています。行方不明になる可能性がある人を関係機関や協力機関などと連携し、日ごろから地域で見守り、早期に発見する仕組みです。
今年度から、新たに2つの事業を実施することになりましたので、お知らせします。

(1)GPS機能付端末費用の助成
認知症などにより自宅に戻れなくなるおそれのある高齢者の人に対して、GPS機能付端末の利用料のうち、1カ月あたり、上限300円を助成します。
対象者(すべての要件を満たす人)：
・市内に住所がある認知症高齢者など
・介護保険法の介護認定を受けている人
・認知症高齢者等SOSネットワークに登録している人
申請方法：申請書に必要事項を記入し、ふくし相談支援課に提出ください。
※申請書はふくし相談支援課の窓口、または担当ケアマネジャーを通じてお受け取りください。

(2)個人賠償責任保険加入事業
認知症の人が日常生活における偶然な事故により、他人にけがを負わせたり、他人の財物を壊したことによって、高齢者やそのご家族が法律上の損害賠償責任を負ってしまった場合に、その賠償金を保険で補償します。
対象者(すべての要件を満たす人)：
・市内に住所がある認知症高齢者など
・介護保険法の介護認定を受けている人
・認知症高齢者等SOSネットワークに登録している人
補償対象：被害者に法律上の損害賠償をしなければならなくなった時
〔例〕買い物中に商品を壊した、誤って踏切に入り、電車をとめた　など
※補償期間は、令和6年3月31日まで(毎年更新が必要)
※市が保険契約者となり、保険料全額を負担するため、対象者やご家族の自己負担はありません。安心して外出したり生活するための一つの手段として保険加入についてご検討ください。その他、不明な点があれば、下記まで問い合わせください。

認知症高齢者などとは…市内に居住し、認知症の疑いまたは認知症と診断された人、行方不明になるおそれのある障害者のこと

問い合わせ先：ふくし相談支援課
【電話】672-6125