●第六十九話 動物の相手
日本でもイヌ・ネコ・ウサギなど、ペットに対する感覚は「可愛い!」で同じ気がしましたが、最近同僚と話したことで飼い方が少し違うと分かりました。
現在、新しいアパートを探していますが、将来的にフレンチブルドッグを飼いたいと思って、「ペット相談可」のところにこだわっています。そうすると、物件数がやはり少なくなりますね。日本では賃貸ならペットを飼うことが難しいです。あるところで「屋外なら可」と読んでびっくりしました。フランスで、イヌを外で飼うと言ったら、それはペットではなく牧羊犬や番犬など、役割を果たすイヌだと思います。牧場のブタやウシと変わりありません。しかし、フランスではペットを家族だと思い、家の中で一緒に暮らしています。
ちなみに、フランス語でペットは「animal (アニマル)de(デゥ) compagnie(コンパニー)」(動物の相手)と言いますね。
(人権推進課国際交流員 ルヌブ・レティシア)
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