■水門を守ろうとした消防団員の殉職
東日本大震災で津波が押し寄せたとき、水門を閉じたり、確認などをしようとした消防団員59名が殉職されました。住民を守るために命をささげられた方々の存在を、私たちは永遠に忘れてはなりません。
そしてその事実と教訓を胸に刻み、災害対策を進化させていくことが求められます。神戸市では、千年に一度の津波を想定した防潮堤が完成しました。さらに、津波や高潮来週時に水門や陸閘を開閉するシステムを開発し、整備を進めています。
人々の命を守るために貢献しておられる方々とその命を、最新のテクノロジーが守る取りくみを進めます。
神戸市長 久元 喜造
※陸閘:防潮堤を横断して移動するために設けられた開閉式の防潮鉄扉
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