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どうなの?神戸のお財布事情 2022年度決算報告

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兵庫県神戸市 クリエイティブ・コモンズ

◆POINT 一般会計の歳入・歳出
コロナ禍から景気が回復し税収などが増えたため、一般会計(※)の歳入は、前年度に比べ95億円増加の9,417億円となりました。歳出は82億円増加の9,317億円です。
翌年度への繰越金88億4,200万円を差し引いた実質収支は、11億2,700万円の黒字を確保しました。
※一般会計…教育・福祉や道路・公園の整備など、市の基本的な行政サービスを行う会計

◆POINT コロナ・物価高騰対策やSDGsの視点を取り入れた、未来に輝くまちづくりに取り組みました
(1)コロナ対策と原油価格・物価高騰対策(610億円)
・感染拡大防止・医療提供体制の確保
ワクチン接種を進めるとともに、PCR等検査体制を確保。また、宿泊療養施設の運営や自宅療養者に対する支援を行いました。
・市民生活の支援
子育て世帯などへの特別給付金の支給や、合同企業説明会を開催し、失業・休業中の人への支援などを行いました。
・経済活動の回復
プレミアム付電子商品券による消費喚起や、光熱費などの高騰を踏まえた福祉施設等への運営経費の支援などを行いました。

(2)子育てしやすいまちへ(324億円)
高校生などの通学定期券購入費の補助を開始。また、「こべっこランド」を和田岬へ移転・拡充。遊び・相談の場である「おやこふらっとひろば」の整備を進めました。(2023年6月には全区配置が完了)

(3)のびやかなくらしと環境を創る(145億円)
市バスへの燃料電池バス(水素バス)導入、水素ステーション整備補助やカーボンニュートラルポート(CNP)形成計画の策定など、水素エネルギーの利活用を進めました。

(4)都心・三宮の再整備(211億円)
2023年4月に東遊園地北側が、暮らしの中のくつろぎの場所としてリニューアルオープン。また、新たなバスターミナルの整備に着手し、本庁舎2号館の設計を開始しました。

(5)駅周辺の再整備
西神中央駅には、なでしこ芸術文化センターが完成。名谷駅では、北須磨支所の移転整備に着手し、2023年6月には新たな駅ビル「tete名谷」が開業しました。

神戸空港の国際化やコロナ後の社会を見据え、神戸の新たな未来を創造するための取り組みを進めていきます。

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〒107-0052 東京都港区赤坂2丁目9番11号 オリックス赤坂2丁目ビル

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