■生物多様性の保全に取り組む市内2カ所が「自然共生サイト」に認定
10月6日、民間の取組み等によって生物多様性の保全が図られている区域を国が認定する「自然共生サイト」に「コウノトリ育む中筋の里地里山」(豊岡市申請、56.4ヘクタール)と「コウノトリ育む祥雲寺水田」(県立大学大学院申請、7.152ヘクタール)の2カ所が認定されました。
「自然共生サイト」は、2030年までに国土の陸・海それぞれ30%で生態系を保全する「30by30」という目標を達成するため、国が23年度から開始した制度です。認定区域は、国立公園等の保護地域との重複を除き、国際データベースに登録されます。登録されると、生物多様性保全に貢献している自治体や企業であることを国内外にアピールできます。
市では、市内の民間企業に対しても認定登録へ向けて働きかけていきます。
問合せ:コウノトリ共生課
【電話】23-1116
■児童虐待発生時に迅速に支援するため県警本部と連携協定を締結
児童虐待は、事態が急展開し重大事件に発展する場合があります。昨年度、全国の児童相談所が対応した児童虐待件数は、21万9170件で過去最多でした。県内では本年、神戸市で6歳の男児が虐待により亡くなる事件がありました。こうした状況を受けて、兵庫県警察本部は、県内各市町と児童虐待に関する連携協定を進めており、本市でも10月10日に連携協定を締結しました。
この協定に基づき、普段から警察と緊密に連携を取ることで子どもの安全確保を確実に行うことができます。また、万が一事件が発生した際には、支援が迅速かつ円滑に行えるとともに、警察と支援方針等を共有することで有効な支援体制を構築することができます。
問合せ:こども支援課
【電話】21-9038
■主な市政の動き
《10月》
▽6日
・市内2カ所が「自然共生サイト」に認定
▽10日
・第5次豊岡市行財政改革大綱の策定
・児童虐待に関する連携協定締結
▽21日
・能見篤史さんにコウノトリ賞を授与
▽30日
・豊岡ファンミーティング2023
《11月》
▽1日
・第74回豊岡市美術展(~5日)
▽3日
・第51回出石お城まつり
▽12日
・コウノトリ感謝祭
▽15日
・路線バスキャッシュレス化実証実験事業(~2月14日)
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