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クローズアップ豊岡(15)ー地域おこし協力隊紹介~私と活動と、時々、暮し~ー

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兵庫県豊岡市

都市部から地方への移住を促進する国の制度「地域おこし協力隊」。個性溢れる隊員自らが活動を紹介するシリーズ!

◆vol.26 地域とアートをつなぐ
中原 信貴(なかはら のぶたか)
東京都出身。東京音楽大学卒業後、国内・ヨルダン・フィリピン・チュニジアにて音楽活動を行う。現在は、豊岡演劇祭コーディネーター/ボーカル・ピアノトレーナーとして活動中

◇豊岡との出会い
前職はチュニジア共和国で州立音楽院のミュージックトレーナーとして活動していました。しかし、コロナの影響で強制退避帰国に。復帰のめども立たず、コロナ禍で芸術関係の仕事なんてないだろうと諦めかけていたところ、豊岡演劇祭の募集を偶然見つけ、その2カ月後には豊岡に移住しました。

◇豊岡演劇祭
–地域とアートをつなぐ–
豊岡演劇祭ではコーディネーターとして、公募によって選出される「フリンジプログラム」と、但馬地域の食文化を発信する「フェスティバルナイトマーケット」を主に担当しています。
また、城崎国際アートセンターに滞在する海外アーティストのアテンド(案内)など、海外からの来訪者の対応や、海外のアートフェスティバルで豊岡市の取組みを紹介する機会も増えてきています。豊岡と関係するより多くの作品が、今後世界に飛び出していくことを願っています。

◇音楽と多文化共生
自分の専門分野である「音楽」を通じて、おんぷの祭典や民音楽祭にも関わらせていただき、地域の方々との交流を深めています。
コロナ禍においても、いかに音楽を楽しむことができるかを話し合い、音楽会の企画や演奏する機会を持てたことは貴重な経験となりました。
また、自身が「外国人」として海外生活をしていた際、学校の先生や職場の同僚ではない、ただの「近所の地元の友達」に救われることが多々ありました。僕のカタコトの言葉を嫌な顔をせず、あくまで友達として一緒に余暇を過ごすことができたため、異国の生活でも楽しくやっていけたと強く感じています。自分もそのような存在になりたいと思い、外国人市民の方々とも余暇を楽しんでいます。

問合せ:地域づくり課
【電話】21-9096

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