■偽物や粗悪品が届くネット通販トラブル
インターネット通販でサイトの写真や「公式通販サイト」「正規品」という情報をもとに申し込んだのに、届いた商品が「偽物」や「粗悪品」だったという相談が寄せられ、そのうち「代引き配達」の利用によるトラブルが増加しています。
◇事例
SNSの広告を見て、大幅に値引きされたブランドの財布をネット注文した。代金引換で受け取り、商品を確認したら偽物だった。(30歳代女性)
◇アドバイス
代引き配達の場合は、宅配業者に代金を支払って荷物を受け取り、開封して初めて商品を確認することができるため、代金を支払う前に商品が「本物」か「偽物」かを確認することができません。支払い後に「偽物」と分かっても宅配業者からの返金は困難です。
「偽物」が届いたという通販サイトには次のような特徴があります。(1)販売価格が大幅に値引きされている(2)販売業者の名称、住所、電話番号などの情報が表示されていない(3)支払い方法が代引き配達しか選択できない(4)代引き配達の送り状の依頼主が販売業者の名称と異なる。
トラブルの特徴を知り、少しでも怪しいと感じたら注文しないようにしましょう。
国民生活センターでは、「消費者トラブルFAQサイト」を開設し、トラブル解決を支援する情報を提供しています。
問合せ:豊岡市消費生活センター
相談受付:月〜金曜日(祝日、年末年始を除く) 午前9時〜午後4時
相談場所:生活環境課内
電話相談:【電話】21–9001
ホームページに過去の知恵袋を掲載しています。
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