国保だより

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■国民健康保険税の税率等を改正しました
◇国民健康保険(国保)とは
国保は、病気やけがをしたときに、誰もが安心して医療を受けることができるように、加入者(被保険者)が保険税を負担し合い、お互いに助け合う制度です。この制度は、皆さんのご理解やご協力があってはじめて健全に運営される制度で、皆さんが納められる保険税と県からの支出などによって医療費の支払いに充てるものです。

◇保険料水準の統一化に向けたロードマップ
平成30年度から国保運営が都道府県単位化されていますが、現状は県内の市町間では保険税率等に差があります。保険給付と保険料(税)の両面で平準化を進め、被保険者間の公平な負担による制度の継続性を図るため、県と市町の協議を踏まえ、将来的に国保料水準等を統一することを視野に、現状の課題を中期的に改革するため「兵庫県における保険料水準の統一に向けたロードマップ(以下「ロードマップ」)」を令和4年11月に策定し、保険料水準の統一を目指すこととなりました。令和5年度から、赤穂市でもロードマップの記載事項等の取り組みを進めるため、保険税率の改定等を行います。ご理解とご協力をお願いします。
〔ロードマップの主な内容〕
(1)同一所得・同一保険料の実現に向けた取組
(2)サービスの標準化(事務の統一)の検討
(3)個別公費・経費の相互扶助の推進等

◇令和5年度の国保税の税率改定
今後も、高齢化の進展や医療技術の高度化などにより、医療費が高い水準で推移することが予測されることから、国保の財政運営を将来にわたって健全に維持していくため、財政調整基金を取り崩すことで急激な負担増の緩和を図ったうえで、保険税率等を改正しました。また、物価の上昇傾向を踏まえて、低所得者が応益(均等割・平等割)保険税の軽減対象から外れないようにするため、5割軽減及び2割軽減の対象となる世帯の軽減判定所得基準額を引き上げます。さらに、子育て世代への支援強化のため出産育児一時金を42万円から50万円(産科医療制度分1.2万円含む)に増額します。

問合せ：医療介護課国保年金係
【電話】43・6813【FAX】43・6892