養父市国際交流員ロメロ・セサルの養父市にメロメロ

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8月に、妙見山の日光院で行われた「河内音頭盆おどり大会」に参加しました。石原地区の方々と養父市内外の人々が集まり、ご先祖様をお迎えし、だんらんの時間を過ごしました。自然に囲まれて、地域の皆と和やかな雰囲気ある伝統行事ができるのが、養父市の好きなところです。
実は、このイベントには2日前に観光案内所を訪れていた外国人に誘われて参加しました。初めて日本にやってくる外国人は好奇心旺盛な方が多いですが、今回誘ってくれた方も、宗教と文化遺産に造詣が深く、特に、養父市の伝統行事に関心が高い方でした。彼は優しく境内を案内してくれ、寺院について熱心に説明してくれました。
そこでふと気づかされたのは、日本文化に価値を見いだし、文化遺産を守りたいと感じているのは日本人だけではないということです。今回の盆踊りのように地域の伝統や文化を通じて多くの外国人が日本人と交流する機会を作ることができれば、異文化理解に繋がり、地域の伝統も一緒に守ることができ一石二鳥だと思います。
これからも、学校訪問や世界の料理教室等のようなイベント企画に取り組み続け、養父市の異文化共生を促進し、在住外国人と日本人との関係をより近づけていきたいです。